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学校教育における「ジェンダー平等」/「男女共学」のあり方について 全進研「春のセミナー」2022

開催日時 13:30 16:30
定員50名
会費1000円(学生無料)円
場所 東京都オンライン(ZOOM)併用 三鷹市下連雀1−14−3 文化学習協同ネットワーク 本部2階

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学校教育における「ジェンダー平等」/「男女共学」のあり方について 全進研「春のセミナー」2022

全国進路指導研究会「春のセミナー」2022     
■日時 2022年5月22日(日)13:30〜16:30 
■場所【対面】認定NPO法人文化学習協同ネットワーク 2階教室 
      (約20人前後)三鷹市下連雀1−14−3
   【オンライン(ZOOM)】ZOOMURLに入室いただきます。
■テーマ  
 今日の学校教育におけるジェンダー平等/「男女共学」のあり方について
 〜都立高校「男女別定員枠」の見直し:廃止に関わって。あらためて「高校入試」を考える〜
 都内公立中学卒業生の進路状況調査結果(5月1日付で各中学校が集約)は、毎年7月に公表されます。今春の都立入試では、普通科「男女別定員枠」の緩和策(定員の10%まで)が、すべての高校で行われました。
 緩和策拡大の背景には「女子の倍率が高く、合格点に違いがあるのは公平ではない」「男女別定員を設けているのは東京だけ」「(全国各地で)願書から性別欄をなくす」。…こうした「入試の公正さ」や「ジェンダー平等」を求める動きがありました。
 現在「男女別定員」の仕組みが残るのは都立(普通科)だけですが、「男女共学」は、戦後「新制高校」発足時に掲げられた「高校三原則(他に、小学区制、総合制)」の重要な一つです。
2次(後期)入試を行っても、定員に満たない高校は、東京でも3年連続して増えています。私立高校や他の進路状況含め、その結果から多角的な検討機会が待たれます。
 ことは、都立入試だけではなく、「高校進学」を希望する子どもたちを、どのように受け入れるのかというこの国:社会全体に関わる課題です。戦後1947年「希望者全入」を理念にスタートした新制高校でしたが、1963年の「適格者主義」への転換から、「高校入試」を前提とし、競争と排除の仕組みが強化されてきました。現状では、入試は有って「当たり前」のように見なされています。いま問われるべきは「中等教育」のあり方であり、それを分断する「高校入試」そのものなのかもしれません。少子化のもと、全国各地で実質的な競争率は1倍前後となり、これ以上高校の再編統廃合を行わなければ、「希望者全入」に向かう条件は生まれています。
 今日の、これからの学校教育において「ジェンダー平等」を進めることと、「男女共学(男女ほぼ同數で学び合う)」の理念は、相反するものなのでしょうか。様々な立場から、議論を起こして考えていきませんか。全進研「春のセミナー」がそのきっかけになれば、と考えています。
■報告 片岡洋子さん(千葉大学名誉教授)
    児玉洋介さん(元都内公立中学校教諭)
    杉浦孝雄さん(元都立高校教諭)
■コメント(指定討論者)
    各地域の現状や課題、公私立各学校現場から、
■主催:全国進路指導研究会
 協力:都立高校男女別定員アピールの会
■参加費1000円(学生無料)
※参加申込方法等は、また別途お知らせいたしますが、fbからの申し込みも受付いたします。

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