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言葉による見方・考え方を育てる 国語科「読解方略」活用ワークショップ―授業で使える「読み深めカード」の提案 ― 「山月記」李徴詩の朗読場面編

開催日時 09:00 09:50
定員30名
会費0円
場所 オンライン 
言葉による見方・考え方を育てる 国語科「読解方略」活用ワークショップ―授業で使える「読み深めカード」の提案 ― 「山月記」李徴詩の朗読場面編

お申し込みは以下リンクから。
https://www.kokuchpro.com/event/974f42c76500eb0f16bf4ef3c30f7939/
今回の題材は「山月記」の李徴の詩の朗読場面です。

文部科学省は新しい学習指導要領において国語科の目標は「見方・考え方を働かせ、言語活動を通して、国語で的確に理解し効果的に表現する資質・能力」としています。本ワークショップは、この「言葉による見方・考え方」を働かせることを促す教具「読み深めカード」を提案します。また、その教具の活用を体験していただきます。

「読み深めカード」は「言葉による見方・考え方」を古くからある読解方略(読み方)と捉え、それを48枚のカードに明示した教具です。読解方略には例えば、「対比して考える」などがあります。文章に登場する人物や事物を対比して、互いの特徴をより明確に捉えることを促す読解方略です。例えば太宰治の「走れメロス」においては、メロスとディオニス王を対比し、互いの人物像をより明確に捉えることができそうです。

このような読解方略、「言葉による見方・考え方」をカードにすることで、学習者が指導者に指示された「言葉による見方・考え方」を活用するのではなく、自身で「言葉による見方・考え方」を選択して活用し、より主体的に「読み」を促進できるように促します。

ワークショップでは最初の20分弱、こちらから「読み深めカード」の説明をさせていただき、その後30分程度、参加者でカードを活用しながら、具体的な作品の「読み」を対話できればいいなと思っております。

今回の題材は「山月記」李徴の詩の朗読場面です。カードを活用して、李徴の詩や自嘲に対する袁さんの評価を捉え、袁さんの人物像を議論しましょう。

ご参加お待ちしております。

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