アフリカ北部に広がるサハラ砂漠から南側は、以前は緑が豊かでした。かつて南下してきたアラビア商人から「砂漠の岸辺(サヘル)」と呼ばれていましたが、近年ではさまざまな要因により砂漠化が広がり、そこに住む人々の生活基盤が失われています。
今回は、そのサヘルの土地を人々が生活を続けていくことのできる緑のサヘルに戻すための活動を行っているNGO「緑のサヘル」事務局長の菅川拓也さんから、その取り組みをお話しいただきます。
【講師プロフィール】
菅川 拓也(すがかわ たくや)さん
岩手県生まれ。大学卒業後、印刷会社に勤務。その後、青年海外協力隊に参加し、モロッコ王国にて印刷技術の指導に従事。1992年より緑のサヘルに参加。チャド共和国、ブルキナファソなどで、食糧増産や生活用水確保、環境保全を始めとする様々な活動に携わってきた。
【開催日時】
2022年6月日1日 (水) 1...