昨年5月、カナダのブリティッシュ・コロンビア州の寄宿舎で1200基以上の無縁墓が発見されたという報道が世界を駆け巡りました。この場所は、カナダが1870年代から先住民の若者を同化させるために強制的に入れていた寄宿学校の1つで、これらの学校では子どもたちが虐待や病気、栄養失調にさらされたと言われています。
今回、人権問題をアート作品において扱っている元カナダ在住のアーティスト菅原万有さんから、アーティストとしての視点からこの問題についてお話しいただきます。
【講師プロフィール】
菅原 万有(すがわら まあり)さん
1994年東京生まれ。10代を英国で過ごす。早稲田大学国際教養学部を卒業後、カナダに移住し、オンタリオカレッジオブアートアンドデザインにて美術学修士課程を修了。2023年から香港城市大学スクールオブクリエイティブメディア博士課程に在籍予定。ある地域の史実に関するリサーチ等を通じて、VR、映像、テキスト、インスタレーションといった形態で、今日の世界の社会制度や政治体制下に潜む問題に言及する作品を発表している。
<当日の勉強会について>
講師のお話し後、参加者の意見交換を目的としたブレイクアウトルームを利用する予定です。ぜひ積極的にご参加ください。
※意見交換はアーカイブには残りません。
【開催日時】
2022年12月21日 (水) 19:00-20:30
【参加方法】
下記リンク先より、お申し込みください。登録した際にその方専用の参加URLがZoomより送られますので、お時間になりましたら、送られて来たURLからご参加ください。
https://is.gd/62yuZs
▼アーカイブ:
お申し込みされた方に一週間限定のアーカイブをお送りします。お時間が合わない方でも、ぜひお申し込みください。
このオンライン勉強会は「Zoom」を使用して行います。開始までにZoomアプリをインストールしておいてください。
【主催・問合せ先】
ピースボート事務局
メール:event@peaceboat.gr.jp(@は半角に書き換えてください)