終了

〈保護者、指導者によるシンポジウム〉アメリカでは巡り会えなかった指導法で娘は大きく成長した【後援】文部科学省、厚生労働省、埼玉県、埼玉県教育委員会など

開催日時 09:45 11:45
定員100名
会費1500円
場所 埼玉県川口市川口1-1-1 川口駅前市民ホール フレンディア(キュポ・ラ4階)

このイベントは終了しました

 気になるリストに追加
1人が気になるリストに追加
〈保護者、指導者によるシンポジウム〉アメリカでは巡り会えなかった指導法で娘は大きく成長した【後援】文部科学省、厚生労働省、埼玉県、埼玉県教育委員会など

【実例から知る、「発達の遅れ」が気になる子どもの教え方】第32回

親とアメリカ・日本の指導者3者によるシンポジウム

アメリカでは巡り会えなかった指導法で
娘は大きく成長した

長女(現在19歳)には言葉の遅れや落ち着きのなさがあり、3歳の時、「自閉症」と診断されました。公的なサポートやセラピーを受けたものの、子どものペースに合わせるやり方では効果が出ず、母親のKさんは、「どうすればいいのか」と悩んでいました。

その頃、ロサンゼルスの書店で『発達の遅れが気になる子どもの教え方』という本に出会い、5歳から日本とアメリカで計画的に学習に取り組み始めます。子どもに「学ぶ姿勢」「教わる力」を身につけさせることの大切さに気づいたからです。

そして、日々の学習(相手の目をよく見て聞き・話す、字形・大きさ・筆順を守りながら文字を書く練習・読む練習など)を通して次第に「応じる姿勢」を身につけ、成長のスタートラインについた彼女は、学校と連携を取りながら課題をひとつひとつ乗り越えます。

現在、カレッジ生活と家庭生活を満喫するまでになりました。穏やかな性格で心配りのできる優しい女性に育ちました。

日米の教育事情を比較しながら、特別支援教育(スペシャル・エデュケーション)と家庭教育について、また日本語を母語とする子どもが英語を学ぶ際のポイントなどについて、母親、指導者(アメリカ/日本)が語り合います。

●保護者 Kumamotoさん(カレッジ1年生の母親/ロサンゼルス在住)
日系3世のご主人との結婚のため日本から渡米し、1男1女を授かる。
「『アメリカではいろいろな療育法・セラピー方法が開発されているのになぜ日本へ?』と言われますが、見るべきものを見る、聞くべきことを聞く、やるべきことをやるという基本を教える指導はアメリカではなかなか見つからなかったんですね」(『親が語る、「発達の遅れ」が気になる子どもの教え方 ❶』より)
現在も、アメリカ・エルベエデュケーションによるオンライン学習を受けています。

●指導者(アメリカ・エルベエデュケーションKishiwadaさん)
アメリカの大学を卒業。2012年からエルベテーク川口教室で指導にあたったあと、2015年にロサンゼルスにアメリカ教室を開設。2020年からテキサスを拠点に指導にあたる。小学生の母親。

●指導者(エルベテーク代表/医療法人エルベ理事・河野俊一さん)  
1996年、民間の教育機関エルベテーク設立。発達の遅れと課題をもつ子どものためのコースも開設し、現在に至る(川口/大阪/アメリカ)。
著書に『発達障害の「教える難しさ」を乗り越える』『自閉症児の学ぶ力をひきだす』(いずれも日本評論社)、『誤解だらけの「発達障害」』『子どもの困った!行動がみるみる直るゴールデンルール』(いずれも新潮社)など。2017年11月〜2018年1月、『教育新聞』(教育新聞社)にコラム(10回)を連載。当セミナーをはじめ、講演会、研修会での講師多数。

 ▶︎詳細はこちらhttps://www.education-in-ourselves.org/お知らせ-news/
 ▶︎ツイッターはこちらhttps://twitter.com/kyouiku_jiku

[プログラム] (シンポジウム形式): 保護者(母親Kumamotoさん)+指導者(アメリカ・エルベエデュケーションKishiwadaさん)+指導者(河野俊一さん)+質疑応答
[日時] 7月1日(土)9:45〜11:45(受付開始9:20〜)
[会場] 川口駅前市民ホール フレンディア(JR川口駅東口すぐ)
[定員] 100名(対象=保護者、教育・療育関係者、医療・福祉関係者、市民など)
感染防止対策にご協力ください
通常の会場定員(162名)に対し、密集を避けるために定員100名での利用とします。
コロナ禍の状況によって定員が変更になる場合もあります
[参加費] 1,500円(資料代等)
[後援] 文部科学省、厚生労働省、内閣府、埼玉県、さいたま市、川口市、埼玉県教育委員会、川口市教育委員会、蕨市教育委員会、草加市教育委員会、越谷市教育委員会、北区教育委員会、豊島区教育委員会、足立区教育員会、荒川区教育委員会、我孫子市教育委員会、埼玉県社会福祉協議会、川口市社会福祉協議会、埼玉県医師会、埼玉県小児科医会、埼玉県看護協会、日本言語聴覚士協会、全日本私立幼稚園連合会、全国私立保育連盟
[企画協力] エルベテーク
[協力] NPO法人 ともくん家/生活介護事業所 もんきいぽっど
[申し込み] 当NPO法人のHPにアクセスいただき「申し込み専用フォーム」からお申し込みください(事前申し込み制▶︎定員になり次第、締め切らせていただきます)
*2023年度日本郵便年賀寄附金助成事業として開催

                ■■

「発達障害」を抱える子どもの成長に関する報告は短期間の記録がほとんどという現状のなか、私どもはより長期的で具体的な記録(幼児期〜学齢期〜思春期)を保護者・関係者の方々に示し、子育てや指導・ケアのモチベーションにつなげてほしいとの思いから6年前の2017年3月にこのセミナーをスタートさせました。おかげさまで、保護者のほか、教育・保育関係者、医療・福祉関係者の方々も参加していただくようになりました。

セミナー終了後のアンケートを紹介します。

■保護者「初めてこういったセミナーに参加しました。実際に経験された方のお話を直接聞くことができて希望が持てるようになりました」
■学校関係者「発達障害と診断された子が教育によって大きく伸びていくということに驚かされました」「保護者の方がこれほどまでに悩み、動いていることを実感しました」「困っている場合に焦点を当てるべき部分のヒントが得られました」
■保育関係者「細かい指導方法などをますます知りたくなりました」

■小2の保護者/教育関係者「『子どものあるがままを受け入れましょう』『この子には無理させない方がよい』だけではなく、子どもが社会に出ていく時に本人が幸せであるために、きちんと基礎学力をつけさせてあげる方法論を保護者にももっと学ばせてほしい」

関心のある教育・保育関係者の方はぜひどうぞ!

                ■■

・対面型セミナーのメリットを享受するため万全の感染拡大防止対策をとって実施いたします。参加者の方々には感染防止対策(検温・手指の消毒、マスクの着用など)へのご協力をよろしくお願いいたします。
・座席間隔を確保するため会場定員より少なめの定員にとどめています。
・発熱、咳、鼻水など風邪の症状がある場合は参加を控えていただくようにお願いいたします。

【最新情報】 このセミナーから誕生した出版物です。全国の書店、オンライン書店(amazonなど)でお買い求めください。

●『親が語る、「発達の遅れ」が気になる子どもの教え方 1』
この連続セミナー[実例から知る、「発達の遅れ」が気になる子どもの教え方]で報告された7つの体験発表をピックアップし、1冊の本にまとめました。対談形式の良さを生かしつつ、実例ならではの説得力ある事実が満載です。定価1,650円(本体価格1,500円+税10%)
●『力をひきだす、学びかたドリル 1 「書く」からはじめる せん、すうじ・かず』
●『力をひきだす、学びかたドリル 2 「書く」からはじめる 10までのたしざん・ひきざん』
このセミナーに寄せられた参加者の声がきっかけとなって誕生した学習ドリルです。保護者「わが子に教えるのが難しい」「どう教えたらいいのか、わからない」、教師「指導の中で不安・迷いがある」「家でもっと子どもに関わってほしい」の不安・迷いを解決する“学びの原点ドリル”。全4巻を予定。定価各1,100円(本体価格1,000円+税10%)。

【2021年〜2023年に開催したセミナー/シンポジウム】
□第22回 2021年5月8日(土) テーマ[幼児期から取り組むこと 独り言・おうむ返し・多動を克服し、力をつけて就職するまでの記録]
□第23回 2021年9月25日(土) テーマ[小さな変化や進歩を喜び、つねに前向きな気持ちで 言葉が話せないわが子への教え方と学習習慣づくりの報告]
□第24回 2021年12月18日(土) テーマ[「2学期から特別支援学級へ」と告げられてからの親の努力 「自閉症・ADHD」と診断されたMくんの20年間の成長記録
□第25回 2022年3月19日(土) テーマ[「受け入れて応じる力」を身につけることから 「自閉症」と診断された子どもの18年間の記録
□第26回 2022年6月25日(土)-大阪開催 テーマ[問題行動が多く、読み書きもできなかったわが子への教え方 「2学期から特別支援学級へ」と告げられてからの親の努力 2
□第27回 2022年7月30日(土) テーマ[「自閉症」のわが子。学習によってここまで成長した 言葉の遅れ、問題行動を乗り越えながら育った中学1年生(男子)の記録]
□第28回 2022年9月17日(土) テーマ[「発達障害」と診断後、学校が大好きな兄弟になるまで 父親と母親がスクラムを組んで家庭学習を支える兄弟(小4、小2)成長記録]
□第29回 2022年11月12日(土) テーマ[Sくん(中1)の努力が彼の力を伸ばし、みんなの意識を変えた]
□第30回 2022年12月17日(土) テーマ[6年間の特別支援学級から通常学級へ。「そんな前例はない」と言われた子どもの成長記録]
□第31回 2023年2月25日(土) テーマ[どの子にも学ぶ力がある!
幼児期からの効果的な教育を語る]

 気になるリストに追加
1人が気になるリストに追加

イベントを探す

保護者のセミナー・研究会・勉強会を別の地域から探す

SENSEI ノート