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(ズーム開催)実用英語教育学会第13回研究会(6月30日(日曜午前)開催)のご案内

開催日時 10:00 12:30
定員100名
会費0円
場所 オンライン 

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(ズーム開催)実用英語教育学会第13回研究会(6月30日(日曜午前)開催)のご案内

実用英語教育学会第13回研究会
(Zoomによるオンライン開催)のご案内

ビジョン3-16:グローバル化の時代の英語教育パート2
社会のグローバル化が進み、生成系AIの登場で大きな変革期を迎えるなかで、英語教育においても、これからできることについて学び、考え、できることがあれば実践していきたいものですね。今回の研究会には、埼玉県立大宮中央高等学校の宮崎遼先生と立命館守山中学校・高等学校(滋賀県)の辻大樹先生をお迎えします。宮崎先生のご研究と辻先生のご講演を通して、『グローバル化の時代の英語教育』について考える機会となれば幸いです。全国各地で英語を子どもたちの日常生活の中に定着させようと日々奮闘しておられる先生方が、日々の教育現場で最大限に生かしていくための指針やインスピレーションを得る機会となることを願いつつ、ご案内いたします。

日 時:2024年6月30日(日) 受付:9:45~
研究会 午前10:00~12:30
場 所:Zoomによるオンライン開催(申込者に前日にリンクURLを送付)
参加費:無料

*前日にZoomのURLをお送りしますので、事前のお申し込みが必要になります。
参加のお申込みは6月27日(木)までに下のリンクから専用フォームでお願いいたします。
https://forms.gle/ZQq7PnaCrXTTZwSm9

定 員:100名

大会事務局  実用英語教育学会(SPELT)事務局
石川希美 研究室内
email: info[at]spelt.main.jp [at]はアットマークに変えてください。

プログラム (敬称略)
9:30 役員はオンライン会場(Zoom)に集合
9:45~ 受付(Zoom入室)開始
10:00-10:05 開会挨拶・諸注意・司会: 三浦 寛子(北海道科学大学)
会長挨拶:釣 晴彦(北海道文教大学)
10:05-10:55 研究報告 宮崎 遼(みやざき りょう)(埼玉県立大宮中央高等学校)
(40分発表、10分質疑応答)
        『中学2年生の英語の教科書におけるブルームの分類法に基づく高次の思考力の分析』
10:55-11:00  休憩
11:00-11:05 講師紹介:釣 晴彦(北海道文教大学)
11:05-12:25 講演 辻 大樹(つじ ひろき)(立命館守山中学校・高等学校)
(70分講演、10分質疑応答)
『子どもの主体性を取り戻す教育とは 〜「教えない」授業を通して』
12:25-12:30 閉会挨拶:石川 希美(札幌大谷大学)

10:05-10:55 研究報告:宮崎 遼氏(埼玉県立大宮中央高等学校)
『中学2年生の英語の教科書におけるブルームの分類法に基づく高次の思考力の分析』
概要:
 本研究は、現学習指導要領で重視されている思考・判断・表現に関連する高次の思考力を必要とする課題が中学2年生の英語の教科書(New Horizon 2, 2021)にどれくらい含まれているかを分析したものである。改訂版ブルームの分類法を用いて293個の課題を6つのレベルに分類した。分析の結果、97.3%が低次の思考力、2.7%が高次の思考力に焦点を当てた課題であることがわかった。これは本教科書を通して生徒の高次の思考力を十分に育成することは難しく、教員は生徒の高次の思考力を高めるために、補助的な教材を活用したり、活動を取り入れたりする必要があることを示唆している。

11:05-12:25 講演:辻 大樹氏(立命館守山中学校・高等学校)
『子どもの主体性を取り戻す教育とは 〜「教えない」授業を通して』
概要:
「良い教育とはなんなのか?」
急速に変化する時代に対応するため、学校も変化が求められ、この問いに悩みを抱える大人が多くなってきているように感じます。さらにはこれからの社会では、子どもたちは答えのない問いに挑むことが求められると言われます。その一方で、目の前の子どもはスマホやゲームに依存。不安になってあれこれと言いたくなり、過度に手助けをしたくなる。その結果、子どもは自立できず、自分で自分のことを決められない子どもが育っていく。
これからの教育に求められるのは「主体性」や「当事者意識」を育むこと。つまりは、手を放して子どもの主体性を取り戻すことではないでしょうか。最初は失敗しても、自分で決めて行動する経験を経ること、そして失敗を成長の糧にする力を育むことが子どもたちの学びへの自信や意欲を育むことにつながると信じ、教育実践の一つとして「教えない授業」を行ってきました。本研究会ではその取り組みの一部分を紹介できればと思います。

講演者プロフィール:【辻 大樹(つじ ひろき)】
立命館守山中学校・高等学校英語科教諭。2008年、立命館大学大学院言語教育情報研究科修士課程修了後、現勤務校にて教員生活をスタート。全校生徒のICT(iPad)利用をいち早く進め、2017年よりロイロノートスクール認定teacherとして活躍。2018年の全国英語連盟大会での発表を含め、これまで30回近くの研修会に講師として参加。東京書籍での学習者用デジタルコンテンツ開発アドバイザー、およびNEW HORIZON教科書開発アドバイザーとしてデジタルコンテンツ等の開発に携わっている。現在は生徒部主任として、学校の改革に関わり、生徒が主語になる学校作り、生徒主体の学校・授業作りに奮闘中。

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