開催日時 | 15:30 〜 17:00 |
場所 | オンライン |
このイベントは終了しました
気になるリストに追加日時:2024年12月21日(土)15:30-17:00
題目:「英語を教える教師の研究:変遷、課題、今後の展望」
講師:長嶺寿宣(龍谷大学)
参加費:無料(要申込)
申込締切:2024年12月6日(金)
申込み・詳細情報:https://www.aoyamagakuin.jp/event/2024/1221_01
講演概要
「英語教育を変えるために重要だと思う研究分野は?」と問われると、多くの人は、「第二言語習得」や「応用言語学」と答えるでしょう。英語の知識・技能が習得されるプロセスさえ解明されれば、そして教師が教室での指導に第二言語習得理論を応用することさえできれば、英語教育は変わる──そう考えていませんか。英語の学習者の研究は長い間行われてきました。教師なら知っておくべき、興味深い研究知見が数多く存在します。では、英語を教える教師の研究はどうでしょうか。そもそもそれは「研究分野」と呼べるのか、という声が聞こえてきそうです。本講演では、英語を教える教師の研究について、特に近年における言語教師認知研究の進展を踏まえて、これまでの研究動向と課題を考察し、今後の展望を述べたいと思います。
講演者略歴
長嶺 寿宣(ながみね・としのぶ)
龍谷大学・大学院国際学研究科教授
全学の教職課程運営に携わり、主に国際学部の英語科教員養成課程にて教鞭を執る。専門は英語教授法・応用言語学。応用音声学、言語教師の認知・情動、リフレクティブ・プラクティス、教師成長、外国語教育政策の研究に従事。公立中学校講師、国立高等専門学校講師、熊本県立大学准教授、熊本大学准教授等を経て現職。大学英語教育学会(JACET)SIG言語教師認知研究会代表。