日本英語教育史学会  第301回 研究例会

開催日時 14:00 17:00
定員50名
会費無料円
場所 オンライン 

日本英語教育史学会 第301回 研究例会

日 時:2025年1月11日(土)14:00~17:00
オンライン開催:お申し込みは、以下のリンクよりよろしくお願いいたします。
会員: https://forms.gle/dZ5zZdJ87v3TzTRk8
一般: https://forms.gle/HLSqRGfvsDPVno378

〇研究発表:
戦前の中学校英語教科書における教科横断的要素について(3)
 二五 義博(山口学芸大学)

 中学校英語の教科書にCLILが取り入れられるようになったのは現代が初めてなのであろうか。この問いから始まった一連の研究は、全国大会での発表に続き、今回で第3弾となる。本発表では、戦前・戦中期を中心とした中学校英語教科書(三省堂(1935)Current English readers や泰文堂(1935)New start readersなど)の分析を通して、海外の事例や日本の現在のみに目が向きがちなCLIL研究に対して、日本の過去からも学ぶべき点が多いことを示唆したい。

〇研究発表:
どのようにして英検協会による高校教育への関与が正当化されていったのか?(1963-2000)
孫工季也(金沢学院大学)  
 
本報告では、日本英語検定協会が発行する機関紙を精査することで、英検協会が高校教育への関与を正当化していった経緯と特徴を、民間教育事業者による学校教育への関与を扱う研究に位置付けつつ検討し、以下3つの正当化を明らかにする。①「公共性」の構築、②短大・大学入試勉強との連結、③入試における英検優遇校の増加。以上の報告を踏まえつつ、当日は本報告をどのようにして英語教育史研究に位置付けるのかについて議論を行いたい。

参加費: 無料
問合せ: 参加フォームの通信欄よりお願いいたします。

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