【週末にお家で受講】 実践事例で理解する読み検査~LD-SKAIPを中心に基礎から実践へ~ 奥村智人先生(大阪医科薬科大学小児高次脳機能研究所)中村芳美先生(藤枝市教育委員会教育政策課)小笠原哲史先生(明星学苑) 大阪医科薬科大学LDセンター主催オンライン特別支援講演会

開催日時 17:00 22:00
会費無料円
場所 オンライン 

大阪医科薬科大学LDセンター主催 オンライン講演会

申込・詳細はこちら
https://www.ompu.ac.jp/u-deps/ldc/lecture_info.html
https://peatix.com/event/4265531

内容
約160分

対象
発達障害のある児童・生徒の指導をされている教員・指導者など

配信期間
2025年2月7日(金)午後5時 ~ 2月10日(月)午後10時

申込み締め切り
2025年2月6日(木)午後1時

講演会概要
学習の困難さを適切に評価することは、支援の第一歩です。本講演では、LD-SKAIP(Learning Differences-Screening Kit for Academic Intervention Program)の「読みに関連する検査」に焦点を当て、その概要と特徴をわかりやすく解説します。また、現在、日本で広く使われている CARD(包括的領域別読み能力検査)、KABC-Ⅱ、特異的発達障害診断治療のための実践ガイドライン、およびSTRAW-R(標準読み書きスクリーニング検査 改訂版) 、MIM-PM(多層指導モデルMIM読みのアセスメント・指導パッケージ)などに含まれる読み検査についても説明し、各検査の特徴や利点、そしてLD-SKAIPとの比較を行います。
LD-SKAIPはiPadを使って実施する小学1年生~6年生を対象とした検査で、ステップⅠ~Ⅲの3つのステップにより構成されます。ステップⅠでは、学習に関する質問に子どもに関わる教師が回答するチェックリストを用います。ステップⅡでは基礎的な学習スキル(読字・書字・計算)を、ステップⅢでは一般的な学習課題による学習のつまずきを評価します。
本講演では、「読みの検査ってどのように活用すればいいの?」「各検査にはどんな特徴や違いがあるの?」といった疑問にお答えし、これから検査や支援の取り組みを始める方や、支援スキルをさらにレベルアップさせたい方に向けて、基本からわかりやすく解説します。教育関係者や支援者の皆様が現場ですぐに役立てられる内容となっており、LD-SKAIPの利用をご検討されている方、すでに利用されている方、読み検査全般の基本的知識を習得したい方にお勧めです。
この講演は、日本LD学会LD-SKAIP委員会との共催で実施され、どなたでもご参加いただける無料の公開講演会です。

◇講師紹介
奥村 智人 先生 (大阪医科薬科大学小児高次脳機能研究所) 
米国パシフィック大学オプトメトリー修士課程、教育学修士課程修了、医学博士。現在、子どもの視覚能力の評価、 視覚トレーニングを実践されるとともに、視覚発達と学習についての研究をされています。公認心理師、日本LD学会・特別支援教育士資格認定協会理事。著書:奥村智人・若宮英司編著「学習につまずく子どもの見る力」、奥村智人・三浦朋子著「『見る力』を育てるビジョン・アセスメント<WAVES>」(Gakken 2014)など。

中村 芳美 先生(藤枝市教育委員会教育政策課)
特別支援教育アドバイザーとして、藤枝市の特別支援教育の体制整備や就学支援全般に関わると共に、必要に応じてLD-SKAIPを実施することにより、児童生徒の実態を把握し、その支援方法について保護者や担任に助言を行っておられます。公立学校教員・管理職を経て2017年退職と同時に現職。 特別支援教育士。

小笠原 哲史 先生 (明星学苑)
明星学苑明星小学校のスクールカウンセラー。臨床心理士、公認心理師、特別支援教育士SV。日本LD学会評議員、特別支援教育士資格認定協会理事。LD-SKAIPステップⅢ読み書きの開発を担当されました。著書:「LDの定義を再考する」金子書房(2019)。分担執筆:小貫悟編著・柘植雅義監修「LDのある子への学習指導」金子書房(2019)など。

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