
映画『プリズン・サークル』自主上映会概要
人の心が癒されるためには、その人自身の体験を誰かと共有すること(話すこと=放すこと)が不可欠だと言われています。そして、その誰かは誰でもよいのではなく、安心でき、信頼できる場所にいる人々であることが必要です。
刑務所に収容された犯罪者は、一方で誰かの心を傷つけた加害行為者ではありますが、他方で誰かによって心を傷つけられた被害者である場合もあります。その人たちが加害行為の責任を引き受けるためには、ただ罰するのではなく、安心して責任を引き受けることのできる場所をつくることが必要なのかもしれません。
本映画『プリズン・サークル』では、島根あさひ社会復帰促進センターを舞台に実施される回復共同体(Therapeutic Community)プログラムの様子が描かれています。本映画を鑑賞することで、「加害行為の責任といかに向き合うのか」「自身の経験を話し、回復するための場づくりはいかに可能なのか」「加害行為者は被害者とどのような関係を取り結べるのか/取り結ぶべきなのか」などを考える機会をつくりたいと思い、自主上映会を企画しました。
この機会にぜひご鑑賞ください!
〈こういった方におすすめ〉
対人援助の仕事をされている方
対人援助職ではないけど、関心がある方
司法領域の仕事をされている方
修復的司法に関心のある方
回復共同体に関心のある方
詳細・申込
https://ap250517.peatix.com/
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