【人間とは何かを考える】夏のオンライン合宿読書ゼミ:『社会心理学講義──〈閉ざされた社会〉と〈開かれた社会〉』をみんなで読む

開催日時 19:30 16:10
定員40名
会費8000円
場所 オンライン 
【人間とは何かを考える】夏のオンライン合宿読書ゼミ:『社会心理学講義──〈閉ざされた社会〉と〈開かれた社会〉』をみんなで読む

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〈常識を覆し、社会と人間に迫る〉

 生物や社会を支える根本原理は同一性と変化です。しかし、この二つは互いに矛盾します。同一性を保っていれば変化はできない一方で、変化すれば同一性は破られます。同一性を維持しながらも変化する。このようなことは可能なのでしょうか。

 本書『社会心理学講義』では、レオン・フェスティンガーとセルジュ・モスコヴィッシという二人の社会心理学者を中心に、「同一性と変化」について考えます。生物や社会を支える根本原理を考えることで、人間と社会に迫ります。

 本書の著者である小坂井敏晶さんは、「はじめに」の中で以下のように述べています。

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本書は社会心理学を俯瞰する教科書ではありません。人間を理解するためには、どのような角度からアプローチすべきか。それを示唆するのが本書の目的です。...... 人間を知るためには心理と社会を同時に考慮する必要がある。というよりも、社会と心理とを分ける発想がすでに誤りです。問いの立て方や答えの見つけ方、特に矛盾の解き方について私が格闘した軌跡をなぞり、読者と一緒に考えたい。人間をどう捉えるか。願いはそれだけです。(p.19)
ーー

 「人間とは何か」。1人では取り組むのが難しい問いも、読書ゼミのメンバーとともに挑むことで、すこしやさしくなるはずです。本書の願いを受けて、私たち自身でも壮大な問いに挑みたいと思います。

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