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第29回子どもに学ぶ教師の会 (『学び合い』)中信ブロック会

子ども達が「見捨てられていない」、「安心して学校生活ができる」、「安心して授業が受けられる」と感じられる教育をめざして

教科の授業の中で行うソーシャルスキルトレーニング
それが 『学び合い』
ポイントは、子どもたちにとって、誰も見捨てられていないと感じられること
教師が、子どもたち(子ども集団)は有能だ(可能性を持っている)と
思うことができるかどうかが鍵
まずめざすべきは、子どもたちが「分からない」、「できない」と
安心していえる雰囲気づくり
『学び合い』は、人間関係づくり
だから、安心して学ぶ雰囲気が醸成されれば自ずと学力は上がる
だって、真剣に取り組む時間が増えるんだから

【このような方は、是非『学び合い』をやってみませんか!!】

◆ 気になる子がクラスをかき回す。
◆ クラスの中の何人かは授業についていけない。苦しんでいる。
◆ クラスでいじめが起こった。
◆ クラスに不登校気味の子や不登校の子がいる。
◆ 学級崩壊になってしまうのではないかと心配だ。
◆ 忙しくて忙しくて、家庭が心配。
        ⇓
 ひとつでも心当たりがあったら、どうぞ私どもと一緒に学び合っていきましょう。

今回は、
①須坂市の小学校教諭F先生の『学び合い』の実践を映像を使って、
②上越教育大教職大学院生Fさんの授業参観を通して学んだこと(映像も使い)
の2本の発表がメインです。

信州大学教育学部教授 三崎隆先生から直接ご指導いただけます。

『学び合い』スタートブック、ステップアップ、ジャンプアップの3部作を2割引でお分けできます。

今、学校では多くの子どもたちが人間関係で苦しんでいます。

しかし、人間関係づくり、学級づくりのために多くの時間を割く余裕がないので、人間関係づくりをするにしてもイベント的にならざるをえないのではないか。

苦しんでいるのは子どもたちだけではないです。一生懸命にやっているのに成果が上がらず苦しんでいる先生方が大勢います。またこれで本当によいのかと悩んでおられる方がたくさんおられますが、現況をなかなか打開できないでいるのが実情ではないでしょうか。また、理想の学校の実現をめざしているにもかかわらず、職員がチームになれずに悩んでいる方がおられることも知っています。

私は、子どもたちの人間関係の改善を図り、子どもたちが大人への自立のために、学校生活の中で最も多くの時間を占める教科の学習の時間の中で人間関係づくりを行うことを考えています。このことは教科学習の中におけるソーシャルスキルトレーニングであると思っています。

『学び合い』は上越教育大学教職大学院教授西川純先生が提唱されたもので、1時間や1単元の終末の段階で、何をどこまで(どの程度)までやればよいのか(つまりゴール)を子どもたちにもわかるように示し、どのようにやるのかは子どもたちに可能な限り委ねます。子どもたちの可能性を信じ、子どもたちのわずかな人間関係の成長を読み取り、子どもたちの姿に学んでいこうという姿勢が、子どもたちが安心して学んでいくために大事にしていこうとかんがえていることです。

授業の中で人間関係づくりを行っていくことにより、人間関係が円滑になり、自信がなかったり、分からないこと等あって、今まで安心して学習に取り組めなかった子どもが集中して取り組むようになるんですから学力も上がらないはずがありません。教育界で問題になっているさまざまな事象の解決に寄与できると自負しています。

【『学び合い』の考え方 】  第一は、「学校は、多様な人とおりあいをつけて自らの課題を達成する経験を通して、その有効性を実感し、より多くの人が自分の同僚であることを学ぶ場」であるという学校観です。
 第二は、「子どもたちは有能である」という子ども観です。
 第三は、「教師の仕事は、目標の設定、評価、環境の整備で、教授(子どもから見れば学習)は子どもに任せるべきだ」という、授業観です。
 より詳しくは、『学び合い』の手引書または、「クラスが元気になる!「学び合い」スタートブック」 をご覧ください。

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