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第13回リベラルアーツ教育によるリーダー育成フォーラム

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★満席の場合にはキャンセル待ち受付を行ないますので、お手数ですが「お問い合わせ」よりご連絡いただきますよう、お願いいたします。

ライフネット生命の出口CEOとリベラルアーツ研究家の麻生川先生を講師に迎えたこのシリーズも第13回。徐々に参加者数が増えていることを主催者一同うれしく思っております。

今回のテーマは麻生川先生が江戸時代後期に蘭学者と通詞たちが翻訳した『西洋の日用百科事典 『厚生新編』 翻訳事業(前編)』、そして出口CEOの5000年史はアメリカの独立宣言とフランス革命を中心とした18世紀後半編。今回も聞き逃せない講演になること間違いありません。

お二人の講演を通じ、生きていくための知恵を学びませんか?初参加も大歓迎です。

----------<プログラム>----------

①16:30 ~ 17:10 麻生川静男先生によるご講演
『西洋の日用百科事典 『厚生新編』 翻訳事業(前編)』

②17:10 ~ 18:10 ライフネット生命 出口治明CEOによるご講演
『5000年史 Part. 12』18世紀後半の世界 ~大革命の世紀~

③18:10 ~ 18:40 質疑応答
終了後、先着40名(予定)で懇談会を行います。
懇談会につきましてはキャンセルを承っておりませんのでご注意ください。

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① 麻生川静男先生によるご講演
『西洋の日用百科事典 『厚生新編』 翻訳事業(前編)』

江戸時代の蘭学については、中学や高校で習うので、日本人ならだれでもその概略については知っているし、『解体新書』の杉田玄白、平賀源内の名前も親しい。ただ、蘭学者たちは何を学んでいたのか、という具体的な点については知らないで済ませていないだろうか。蘭学と言えば、当時のヨーロッパの学問体系がそっくり日本に入ってきたような錯覚を抱いている人もいるかもしれない。

『観念論的でなく、ファクトを知る』ことがリベラルアーツの基本姿勢であるという観点からすると、当時の蘭学者や通詞たちが何をどのように学んだかを具体的に知ることが求められる。

そうは言っても200年以上前のそれもオランダ語の書物を手に取ってみることはほとんどの日本人にとっては不可能と思えるだろう。しかし、やる気になれば、当時の蘭学者たちの学習を疑似体験することは不可能ではない。疑似体験を通して、ヨーロッパの知識のうちで当時の日本人は何に関心が高かったのかが分かる。

今回の講演では、江戸時代の後期(1811年から1845年まで)に蘭学者と通詞たちが翻訳したショメールの『日用百科事典』を紹介する。正編と続編、合わせると数千ページにもおよぶこの事典は当時のヨーロッパではベストセラーとなったようで、フランス語から各国語(オランダ語、ドイツ語、英語など)に翻訳され、版も何版も重ねた。

私は数年前に、250年前に出版されたこの事典(フランス語版)を購入し、半年かけて一部(正編のA-Lの項目)を読んだが、その内容を紹介したいと思う。当日は、その実物を持参するので、それを見たり、さわったりすることで200年前の蘭学の世界にタイムスリップできる。観念的、あるいは文字情報でしか知らなかった蘭学を見直すよい機会だと言える。

②出口治明CEOによるご講演
『5000年史 Part. 12』 ―18世紀後半の世界― ~大革命の世紀~

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“リンク”に第10回講演の様子をアップしました。
以下のURLからもご覧いただけます。
【第10回フォーラム映像URL】
http://fullfaith.co.jp/share/liberalarts/history/10.html

【第9回フォーラム映像URL】
http://fullfaith.co.jp/share/liberalarts/history/9.html

【第8回フォーラム映像URL】
http://fullfaith.co.jp/share/liberalarts/history/8.html

【第7回フォーラム映像URL】
http://fullfaith.co.jp/share/liberalarts/history/7.html

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【本フォーラムの目的】

グローバル時代に、活躍すべきヤングエグゼクティブ(幹部候補生:学生、会社員、公務員)がグローバルリテラシーを身につける為のリベラルアーツ教育を実施する。本フォーラムでは、産学協同プロジェクトなどを企画し、その研究・教育の成果を社会還元する。また、積極的にシンポジウム・セミナー、ブログ、出版などの活動を行う。

【教育活動】

  ヤングエグゼクティブのリベラールアーツ教育

  ヤングエグゼクティブのリーダーシップ教育

  非日本人のヤングエグゼクティブの日本文化の理解促進

【研究活動】

教育の仕方をいろいろと試して、個人と組織を育てる手法を開発し、成果を書籍化

【リベラルアーツ教育の必要性】

ビジネススクールではとかく目先の経営技術に終始し、グローバルビジネスの根源をなす文化背景にまで注意が向けられない。そのため、グローバル拠点で多様な文化背景をもった人たちを統率できないリーダーが多い。

そのような欠陥を補うため、東西それぞれの文明の根源的な文化や思想・思考様式を議論を通して学んでいく。それも、夫々の文明を別個に学ぶのではなく、常に複眼的視点で包括的にとらえていく。『教える・覚える』というような通常の講義方式ではなく、『気づく・自分の意見をもつ』ために議論や発表を主体とする。

議論のテーマは、古今東西の歴史、宗教、哲学、科学技術史、などの文理統合した幅広い分野から選択する。受講者のヤングエグゼクティブは将来的には、グローバル拠点でリーダーとして活躍することが期待される。

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