開催日時 | 09:45 〜 15:00 |
定員 | 30名 |
会費 | 2500円 |
懇親会の定員 | 15名 |
懇親会の会費 | 未定円 |
場所 | 大阪府大阪市〒530-0001 大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル 6F |
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OBK講演会を8月10日(月)9:45より行います。
10回目の記念すべき今回、広島大学の柳瀬陽介先生にお越しいただきます。タイトルには「英語学習」とはいっていますが、
すべての学びの中に含まれる要素であると確信しています。
教育に関わる方みなさまに、ぜひ、お聞きいただきたいです。
第10回 OBK講演会
■「わくわく」って つまり どういうこと?
〜英語学習と「わくわく」の関係を哲学的に解明〜 ■
What color is a carrot? と聞かれても「わくわく」は起こらない。
What color is spring for you? こう聞かれたら「わくわく」するのはなぜだろう?
What color is peace for you? これはどう?
毎時毎時の授業で、こどもたちの心に「わくわく」を起こしたい。
こどもたちの「こころ」が動きまくるためには、どんな要素が必要?
こどもたちが、英文を読むとき「わくわく」しているだろうか。
こどもたちが、英語の音のかたまりを聞くとき「わくわく」しているだろうか。
こどもたちが、英語の音を発話するとき「わくわく」しているだろうか。
その時、かれらの「からだ」「こころ」「あたま」では、いったいどんな事が起こっているんだろう?
柳瀬陽介先生がそのメカニズムを哲学的意味論で説明してくださいます。
英語は「ことば」であり、「ことば」は人間形成の根幹であり、社会の中での人間の営みに関わるものである。
だが、「ことば」は「こころ」に結びついていなければ、単なる記号形式にすぎず、子どもの身につかない。
また、そんな形骸化した記号形式をいくら発音しても、それが「ことば」として他人を動かすことはない。
「こころ」とは、人間が自らの「からだ」で実感している気持ちのことである。
「からだ」の内部で何かが動き始めて、はじめて「こころ」が生まれる。
「すべてのこどもたちを連れていく」ために「からだ・こころ・あたま」を使った能動的な学びとは、
どういうものか。
授業では、どのように生かすことができるのか。科学知と実践知が融合する貴重な機会です。
柳瀬先生にどんどん質問して、わかりやすく教えていただきましょう。
お申込はこちらから~ http://kokucheese.com/event/index/316101/
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日時:2015年8月10日(月) 9:45~15:00
会場: 大阪市立総合生涯学習センター第2研修室
大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル 6F
http://osakademanabu.com/umeda/
参加費:2,500円 (学生1,300円) *GRチケットをご利用いただけます。
参考図書:「小学校からの英語教育をどうするか」 岩波ブックレット
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柳瀬陽介先生プロフィール
広島大学大学院教育学研究科教授、博士(教育学)
専門は英語教育学
ブログ「英語教育の哲学的探究2」
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主な著書
「第二言語コミュニケーション力に関する理論的考察」 渓水社 2006年
「成長する英語教師をめざしてー新人教師・学生時代に読んでおきたい教師の語り」 京編著、同、2014年
ほか
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主催:特定非営利活動法人 Creative Debate for GRASS ROOTS
OBK児童英語講師 自己研鑽の会