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東京いずみ会(小学校国語) 第735回 

開催日時 10:00 12:00
定員20名
会費300円
場所 東京都板橋区立板橋第8小学校 

東京いずみ会 10月例会
10月は教材実習です。各自案(腹案でも)を持参。参考を記すと…。
  教材 さけが大きくなるまで 教出2年下   
  教材研究と指導案を同時に整理する指導法  
第一次指導(概観) 1時間
一よむ 全文を児童が順繰りに音読する。(そのための区画を考える)
  *教材が8つに区分されている。
   写真が7枚ある。区画のヒントになる。
二とく 全文音読を受けて、教材の輪郭をはっきりさせる話し合い。
  ○題目  (題を手がかりにして話し合いの糸口を考える)
  *題から「さけ」か「大きくなるまで」のどちらが糸口になりそう。
  ◎ひびき (教材の核心から響くものを考える)
  *読後の印象(感動)は、鮭のたくましさ、自然の魅力……
  ○手引き (各区画から書き出す語句を考える)
  *「ひびき」と関連付けて、各区画から鮭の何を書かせたらよいか。
三よむ 手引きの指示にそって黙読する。
  *手引きの指示に従い黙読する。
   鮭の居場所とか、視点を絞って読ませる。
四かく 三よむで黙読し、見つけ出した語句を視写する。
    (板書を考える)
  *机間指導しながら担任もときどき板書。
   子ども意見を発表させて書かかせることをしない。
   担任は自分のの読み得たことを書き、
   子どもには自分の探した語句を尊重させる。
   これは、自覚を促す。(自尊感情を育てる視点で)
五よむ 全員で板書を音読する。(指黙読後、指音読。指は指揮の意)
六とく 四かくで書き出された語句をもとに話し合う。
  ○事実・区分(語句を関連付け、教材を概観する問いを考える)
  *例えば、各区画に出てくる数字を書き出すという手引      「70センチ 3メートル 30センチ 3センチ … 3年」などと 書き出したら、大人の鮭に関係するのはどれかと問うなどが考えられる。
  ◎山    (教材の山=詳しく読む所を考える)
  *鮭が卵を産む、生まれた鮭、川口の鮭、海での鮭などが山になる 
が、4か所、4時間もかけると授業の種が尽きる。何か所にするか…
  ○余韻   (児童の心に残ることを考える)
  *余韻は、授業の全体の中で残すものであるが、
   腹八分目より少なく扱うことで子どもの心に
   面白いという感情を残す。さあ、どうかと振り返ると…。
七よむ 全員で板書を音読する。(指音読の声に張りが出ているか…)
  第二次指導(山を読む)以下ホームページを参照

芦田恵之助先生の実践に学ぶいずみ会「どの子も落ち着く国語指導」
       HP izumikai100@hotmail.co.jp

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