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「アルツハイマー病治療の展望」

開催日時 19:00 20:00
定員30名
会費2000円
場所 東京都中央区東京都中央区日本橋本町4-11-5 住友不動産日本橋本町ビル8階
「アルツハイマー病治療の展望」

<研修概要>
現時点では、アルツハイマー病には治療法がなく、また発症後死に至る期間が10年前後に及ぶため、患者のケアに要する経済的・人的コストは甚大で、社会全体での負担はその経済的安定性を損なう恐れがある程となっています。この病気の治療法を求めて、ここアメリカや日本・ヨーロッパでは活発な研究がなされて来ました。
塩井博士は、ニューヨークのマウント・サイナイ医療センター医学部で過去25年にわたり、この病気の基礎研究に携わってこられました。その間、亡くなった患者さんの脳の解剖的知見を基に研究されてきましたが、最近、生きている患者さんの脳が歳を追って神経画像解析出来るようになり、これが研究方向を画期的に変えつつあり、更に将来的な展望をも変えつつあると言います。
本研修では医療職が知っておきたいアルツハイマー病の最新知見や展望についてご講演いただく予定です。

<講師:塩井純一 博士>
(元マウント・サイナイ医学部助教授、現社団法人「認知症高齢者研究所」理事)
名古屋大学理学部分子生物学研究施設(現分子生物学科)にて細菌の行動を分子レベルで研究、1971年に修士号、1978年に博士号を取得後、1980年に来米。カリフォルニア州のロマ・リンダ大学医学部とミシガン州アン・ナーバーのミシガン大学医学部でポスト・ドク後、1985年ロマ・リンダ大学医学部で助教授。1990年に ニューヨークのマウント・サイナイ医学部に移りアルツハイマー病の分子レベル・細胞レベル基礎研究を行う。

<当日の流れ>
19:00~20:00 塩井純一博士による講演

講演終了後、懇談会があります。(別途費用は頂きません)

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