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「過労死社会」と学校〔Ⅱ〕 全進研「春のセミナー」2017

開催日時 13:30 16:30
定員70名
会費1000 (学生無料)円
場所 東京都国分寺市泉町2−2−26 都立多摩図書館 2階セミナー室①

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「過労死社会」と学校〔Ⅱ〕 全進研「春のセミナー」2017

「過労死社会」と学校〔Ⅱ〕〜「過労死防止対策推進法」が制定されたもとで〜
■講演:川人博さん(過労死弁護団全国連絡会議幹事長)
  1978年弁護士登録、88年から「過労死110番」の活動に参加し、現在か労使弁護団全国連絡会議幹事長。著書『過労自殺』(1998年/岩波新書→2014年第二版)、『過労死社会と日本』(花伝社)、『過労死と企業の責任』(社会思想社)

■実践報告:北條薫さん(都内私立高校社会科教員)

 2014年「過労死等防止対策推進法」が成立しました。
 過労死/過労自殺問題を、ご遺族とともに社会問題化して訴え、法制化運動の中心におられたのが、昨年結審した「電通事件(高橋まつりさん)」の原告代理人:川人博弁護士(過労死弁護団全国連絡会議幹事長)です。2006年夏の全進研大会@一橋大学(兼松講堂)にて、【「過労死社会」と学校】というテーマで記念講演をしていただき、その後「働くこと」の教育実践に生かしてきました。
 法律制定を受け、全面的に改訂されたご著書『過労自殺(第二版)』(2014年/岩波新書)の「はじめに」に、「…とくに深刻なのは、20〜30代の青年労働者の過労自殺である。きびしい就活を経て入社した若者が、つぎつぎと仕事上の過労•ストレスからうつ病など精神疾患に罹患し、ついにはいのちを絶ってしまう。このような由々しい事態が業種•職種を問わず全国の職場で発生している。わが国の将来を担う若者の多くの悲しい死を前にして、私は日々暗澹たる気持ちになる。」と記されています。
 「過労死/KAROSHI」という言葉が、国際語となって久しいもとで、厚生労働省委託事業「過労死防止•労働条件に関する啓発授業」が、取り組まれています。「過労死」をなくす社会へ!学校教育/学校現場の役割を見つめ直す機会です。

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