開催日時 | 13:00 〜 16:00 |
定員 | 50名 |
会費 | 500円 |
場所 | 茨城県水戸市茨城県水戸市三の丸1-5-38 茨城県水戸生涯学習センター大会議室 |
この数年、従来の学校とは異なる姿を志向した新しい私立学校が構想され、来年度あるいは再来年度に複数の学校が開校します。 明治時代からさほど変わることのなかった学校のありようを見直す動きが、いま加速してきているように思われます。
さてそのような状況のなか、今回は、長年にわたり公立学校をフィールドに実践を重ねていらしたお二人をお招きし、お話をうかがいます。対話の枠組みはあらかじめ決めずに、ゆるゆると自由に語りあっていただくつもりです。タイトルと矛盾するようですが「公立でも」とか「私立だから」とか、あるいは「公立だからこそ」といった言葉を超えて、学校に、あるいは学校で何ができるのか、その可能性を自在にしなやかに語っていただけるのではないかと思っています。学校・子ども・教育に関心のある方、とりわけ若手教員の方や教職を目指す学生の皆さん、多数のご参加をお待ちしています。
参加費:500円(資料代として) 当日、会場受付でお支払いください。
主催:こども学校プロジェクト、NPO法人セカンドリーグ茨城
お問い合わせ・お申込み:NPO法人セカンドリーグ茨城 029-297-7040 info@2nd-league-i.com
【お話ししてくださる方】
石川晋(いしかわしん)さん
1967年1月生まれ。
22歳で道教委の中学校国語教員に。
50歳まで28年、道内五校で勤務する。途中母校北海道教育大学で修士課程専攻。
大学時代より授業づくりネットワーク(当時、教育科学研究会授業づくり部会)に参加し、そのほか様々な研究団体で学ぶ。
6年前にNPO授業づくりネットワーク理事長。
現在は、東京国立に居を構え、NPO主催の研修会を年40回以上全国展開しながら、若手が展開する教育系NPOとのコラボレーションをしている。
また2017年度は、教師教育を考える会メールマガジンを2500名に向けてほぼ週二回発行した。全国の幼保小中高大の現場を訪問し、国語授業提案、校内研修支援などをしている。
主要なコンテンツは、ワークショップ型授業、教室読み聞かせ、学級通信、合唱指導、校内研修づくりなど。日本児童文学者協会会員、元北海道公立中学校教諭)
日本児童文学者協会会員、
近著は、以下のものなど。
『「対話」がクラスにあふれる!国語授業・言語活動アイデア42』(明治図書)
『協同学習でどの子も輝く学級をつくる』(佐内信之、阿部隆幸氏との共編著/学事出版)
『学び合うクラスをつくる! 教室読み聞かせ・読書活動アイデア38』(明治図書)
『石川晋-エピソードで語る教師力』(明治図書)
『対話と協同でつくる校内研修』(大野睦仁氏との共著/学事出版)
『音楽が苦手な先生にもできる!学級担任の合唱コンクール指導』(明治図書)
『堀裕嗣×石川晋 教師をどう生きるか』(学事出版)
『教室からの声を聞け』(多賀一郎氏との共著/黎明書房)
『新版 学級通信を書きつづけるための10のコツと50のアイデア』(学事出版)
『学校でしなやかに生きるということ』(フェミックス)
『わたしたちの「撮る教室」」(小寺卓矢氏との共著/学事出版)
『高学年担任必読!小学校で育てる60のチカラ』(南惠介氏との共著/フォーラム・A)
本川良(もとかわ りょう)さん
1966年7月生まれ。
東京都出身。都留文科大学文学部英文学科卒。普通の公立小学校教員。教員経験のほとんどをへき地小規模の「浜の学校」で過ごす。
子どもの頃から虫取り、魚取りに夢中で、それが高じて「教員になるなら自然あふれる地で」と希望し、縁あって宮城県の小学校教諭に。初任地は半島部の牡鹿町立谷川小学校、その後女川町立女川第一小学校(現・女川小学校)、石巻市立(旧)雄勝小学校を経て初めて内陸の石巻市立二俣小学校へ。このとき東日本大震を経験し、赴任した沿岸部の学校が全て津波の大きな被害に遭いショックを受ける。これまでの教員生活を支えてくれた「浜の学校」にもう一度戻りできることをやりたい、と思い、小中併設校として新しく雄勝地区に開校した石巻市立雄勝小・中学校へ。
現在、教務主任・地域連携担当。生活綴り方教育・『学び合い』(西川純上越教育大学教授提唱)から多くを学んできた。ホワイトボード・ミーティング®︎アドバンス認定講師、日本イエナプラン教育協会会員なども務める。
仲間と共に実行委員会を組織し2016年に「教室『学び合い』フォーラムin宮城」を宮城県東松島市で開催。2017年には白石市で、2018年11月には女川町でミニフォーラムを開催。雄勝小・中学校の方針である「地域とともにある学校」の具現化に向けて、職場の仲間と取り組んでいる。