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AI入門講座 -1- AI(人工知能)は悪魔を生むのか?

開催日時 19:00 21:00
定員30名
会費会員 1000円 非会員2000円 学生・生徒500円 円
懇親会の定員30名
懇親会の会費実費 3000円程度円
場所 東京都渋谷区恵比寿西2-3-14 日能研恵比寿ビル7階プレゼンテーションルーム

FMICS・AI入門講座 -1- AI(人工知能)は悪魔を生むのか?

 AIが実装されたこれからの時代、人間がAIのしもべにならないために、人間のすべきことのほとんどはアイデアを考えることになります。
 新しい情報を取り入れ、それらを組み合わせたり、深く考えるために、私たちは、常に勉強をしながら生きていかなければなりません。
 勉強することを楽しむ。AIのせいで勉強を強いられる人生にするのではなく、AIのおかげで勉強を楽しむ人生にする必要があるのです。
  『AIに勝てるのは哲学だけだ』2019 小川仁志 祥伝社 174-175p 要約
 大学は、可能性の塊の学生が、勉強を楽しみながらAI時代を強かに活き抜くためのファンダメンタルズを身に付ける「安全な場」でなければなりません。
 大学人は、AIを小中高人に比べて冷ややかに見ているのではないでないでしょうか。時代は急です。私たちが食わず嫌いであってはならないのです。
 あなたのAIアレルギーを払拭するために、3月、4月、5月の3回、基礎の基礎をしっかりと勉強いたします。
 時代は急です。私たちが食わず嫌いであってはなりません。AIアレルギーを払拭するために、3、4、5月の3回、基礎の基礎をしっかりと勉強いたします。
 社会人だけでなく、大学・中高生の皆さまにも、お仲間をお誘いの上ご参加ください。
 なお、ご参加にあたり、
 『誤解だらけの人工知能-ディープラーニングの限界と可能性』2018 田中潤・松本健太郎 光文社新書
 『なぜ人工知能は人と会話ができるのか』  2017 三宅陽一郎 マイナビ新書)
 を一読されますことをお勧めいたします。

 3月の問題提起は、勉誠文化情報研究所長・前同志社大学教授・統計数理研究所名誉教授の村上征勝さんです。
 村上さんは、統計学を芸術の世界に取り込まれたわが国の第一人者です。

 村上さんからの問題提起です

 人間がAI(人工知能)で悪魔を誕生させる。人間がプログラムし、データを入力するので、人間次第で、狭義のAIでも十分悪魔になり得る。
 ましてや、知性を持たない広義のAIの場合どうなるか?
 悪魔を作るのは人間 知能を育てる教育より知性を育てる教育を!!!

 AI(人工知能)は悪魔を生むのか?
 AI(人工知能)ブームである。日常生活のあらゆる場面でAIが活躍している。
 しかし、現時点のAIは自分では思考できない。この思考能力のないAIでも、用い方を間違えば、人間にとって害となる可能性は十分ある。もしそうであるならば、「自分で思考するAI」を誕生させることは、巨大な悪魔を生む事に?がるのではないか、とAIの進歩の先に大きな深い闇を見るスティーヴン・ホーキングやビル・ゲイツのような専門家もいる。
 技術の進歩・発展の流れは止めることができないことは歴史が示している。とすれば、技術進歩の先の闇を解消するのに最も重要なことは、人間の知性の涵養である。悪魔を作りだすのは実はAIではない。AIを作り出し、それを用いる人間である。AIの知能(知識の量)はいずれ人間を超える。したがって、知能重視の教育より、知性重視の教育への変換が、これまで以上に重要になる。

□日 時 2019年3月19日(火) 受付午後6時30分 研究会7時~9時
□場 所 日能研恵比寿ビル7階 PROOM   
□テーマ AI入門講座 -1- AI(人工知能)は悪魔を生むのか?
□問題提起 勉誠文化情報研究所・前同志社大学教授・統計数理研究所名誉教授 村 上 征 勝
□司 会  高等教育問題研究会FMICS 高 橋 真 義
□参加費 会員:1000円  非会員:2000円  学生:500円
□申込&問合せ先 高等教育問題研究会FMICS米田敬子 yoneda@fmics.org
 *お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
 *参加費は当日会場でお支払いください。
 *詳細は http://fmics.sblo.jp/ で確認ください。

 

■■ 速 報 ■■ 4月のFMICS

□日 時  2019年4月27日(土)受付午後3時30分 研究会4時~7時
□場 所  桜美林大学四谷キャンパス(千駄ヶ谷)SY306教室
□テーマ  AI入門講座 -2-
       「教育×AI」の現在 ~ 今日からはじめるAI入門 ~
□問題提起 (株)増進堂・受験研究社 NEXT LEARNING Labs 主任研究員
      (株)デジタル・ナレッジ eラーニング戦略研究所 主任研究員
                             岡 田 健 志
□ファシリテーター 文教大学生活科学研究所客員研究員   米 田 敬 子
          桜美林大学名誉教授          高 橋 真 義

 岡田さんからのメッセージ

 AI(人工知能)関連技術はいまや身近なものになっています。一方で、一つひとつのサービスにどのような技術がどのように応用されているか具体的なイメージをしている人は少ないというのも実情です。
 様々な展示会などでAIを使ったサービスを目にすることができますが、その中身を想像して説明員と密な情報交換ができる人は少ないのです。

 そこで、今回のワークショップでは、参加者の皆さんと一緒にAI関連技術について学びながら、「AIサービス提供者に対して的確な質問ができるようになる!」ことを目標とします。

 『AIと共生する社会』や『AI人材』が求められている現代。まず、「身近なAI技術」「教育に転用できるAI」というものがどのようなものなのか、社会一人ひとりが知っておくことが重要です。実際にAIを使った教育サービス設計をしている立場から、身近で具体的な話をさせていただきます。「なぜ急に囲碁AIは強くなったのか」「AI搭載と非搭載の掃除機のちがい」など、サービス設計裏話なども紹介します。技術の話が出てきますが、すべて身近な例・図で説明しますので、数式は一切出てきません。技術の「処理の仕方」ではなく、「どんな技術なのか」「技術の在り方」が重要だからです。

 この機会に、「AIと共生するって、こういうことなのか!」という実感を得ていただければ幸いです。

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