第20回英語教師学びの会

東日本大震災後に、授業改善を通して生徒を笑顔にする目的で始めた英語教員のための学習会です。英語教育にご関心のある方ならどなたでも参加できます。
記念すべき20回目は、東西から、これからの英語教育をリードしていくお二人の先生をお招きします。

ゲストスピーカー1
飯塚直輝（鎌倉学園中学校・高等学校）
1987年生まれ、静岡県静岡市出身。大学卒業後、現在の勤務地である鎌倉学園中学校・高等学校に英語教員として勤務。「子どもたちの心が動く授業を作る」をモットーに、日々奮闘中。5年前からESSの顧問を務め、その活動の一環として、鎌倉の地の利を生かした外国人観光客向けの鎌倉案内を開始。2019年現在、600名以上の外国人観光客を案内し、旅行会社と協同でトリップアドバイザーでの予約ツアーを行なっている。子どもたちが躍動する授業やESSの取り組みが認められ、読売新聞、神奈川新聞など多数メディアで紹介。また、全国の教員研修、大学生向けの勉強会、お母さん向けの教養講座での講演を行なっている。
個人では、海外で教育支援を続けており、フィリピン、バングラデシュの貧困街の子どもたちに思考力や英語の授業を行なっている。2019年3月には、ケニアのスラム街の子どもたちが通う学校へ出張授業を行い、その取り組みに関する記事を連載した。「第17回英語教師学びの会」で発表を行い、「子どもたちのありのままを認める」マインドに、多くの共感を得た。
高校生新聞
http://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/4101
ケニア授業記事
https://plus.alc.co.jp/2019/04/koinonia01/

ゲストスピーカー2
森田琢也（大阪府立箕面高校・首席）
発表テーマ
「教科書を活用して、主体的・対話的で深い学びを育む授業
～CLILと技能統合型学習の視点から～」
航空企業、私立学校教諭を経て、大阪府立吹田支援学校鳥飼校、大阪府立とりかい高等支援学校にて５年間勤務後、大阪府立箕面高等学校へ赴任。現任校６年目を迎える。支援教育を根幹に英語教育を捉え、ICTや技能統合型学習の工夫など創造的な英語授業を実践している。
英検The Sensei Times 連載、英語科・外国語活動の理論と実践（あいり出版）