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日本国内在住の文化的・言語的に多様な子ども(CLD児)の読書力の発達

開催日時 13:00 17:30
定員100名
場所 東京都オンライン開催(Zoom) 
日本国内在住の文化的・言語的に多様な子ども(CLD児)の読書力の発達

《イベント名》

ICUグローバル言語教育研究センター主催 連続講演会
「多様な言語的背景を持つ日本語学習者の『読み』を考える」

第1回:日本国内在住の文化的・言語的に多様な子ども(CLD児)の読書力の発達

《講師》櫻井 千穂氏(広島大学)

《日程》12月5日(土) 13:00~17:30

《開催方法》 Zoomによるオンライン開催 (お申し込みいただいた方には、事前にZoomIDとパスワードをお送りいたします。)

《申込締切》 2020年12月2日 (水) 午前 9:00
※定員100名(先着順),要申込。

《概要》

日本国内で言語的マイノリティの立場におかれる文化的・言語的に多様な子ども(CLD児)のことばとアイデンティティの発達を保障するにはどのような教育環境を築く必要があるのでしょうか。その答えの一端を探るために、この子どもたちの複数言語能力の実態に迫ってみたいと思います。

国内在住の学齢期(小学1年生から中学3年生)のCLD児(日本生まれの中国ルーツの子どもたちと南米スペイン語圏の子どもたち)の日本語と母語(家庭言語)の読書力の発達ついて、JSL対話型アセスメントDLAのもととなった評価ツールを使って調査を実施しました。この調査から見えてきたCLD児の言語能力の実態(日本生まれのCLD児の日本語読書力の特徴、二言語の会話力、聴解力と読書力との関係)について、発話データを用いながらお話ししたいと思います。

《講師プロフィール》

櫻井 千穂氏(広島大学)
【現職】   広島大学大学院人間社会科学研究科 准教授
【専門領域】 年少者日本語教育、バイリンガリズム
【主要著書・論文等 】
単著『外国にルーツをもつ子どものバイリンガル読書力』2018, 大阪大学出版会
共著, 真嶋潤子編『母語をなくさない日本語教育は可能か−定住二世児の言語能力−』2章, 4章, 5章担当, 2019, 大阪大学出版会
Butler, Y. G., & Sakurai, C. (2020). Developing a Classroom-based Language Assessment of Japanese for Children Who Speak Minority Languages in Japan: The Dialogic Language Assessment. LANGUAGE ASSESSMENT QUARTERLY online https://doi.org/10.1080/15434303.2020.1826487

お申込はこちら https://bit.ly/3lDIIYa

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