言葉による見方・考え方を育てる 中 ・高国語科「読解方略」活用ワークショップ―授業で使える「読み深めカード」の提案 魯迅「故郷」閏土との再会~物語末尾編
開催日時 | 09:00 〜 09:50 |
定員 | 30名 |
場所 | オンライン |
このイベントは終了しました
気になるリストに追加ご参加は無料です。お申し込みは下記リンクから
https://www.kokuchpro.com/event/9862ccbab7123c9a77d4f6c9ae433856/
2017~2019年告示の新しい学習指導要領では国語科の目標を「言葉による見方・考え方を働かせ、言語活動を通して、国語で的確に理解し効果的に表現する資質・能力」としています。本ワークショップは、この「言葉による見方・考え方」を働かせることを促す教具「読み深めカード」を提案します。また、その教具の活用を体験していただきます。
「読み深めカード」は「言葉による見方・考え方」を古くからある読解方略(読み方)と捉え、それを48枚のカードに明示した教具です。読解方略には例えば、「対比して考える」などがあります。文章に登場する人物や事物を対比して、互いの特徴をより明確に捉えることを促す読解方略です。例えば太宰治の「走れメロス」においては、メロスとディオニス王を対比し、互いの人物像をより明確に捉えることができそうです。
このような読解方略、「言葉による見方・考え方」をカードにすることで、学習者が指導者に指示された「言葉による見方・考え方」を活用するのではなく、自身で「言葉による見方・考え方」を選択して活用し、より主体的に「読み」を促進できるように促します。
ワークショップでは最初の20分弱、こちらから「読み深めカード」の説明をさせていただき、その後30分程度、参加者でカードを活用しながら、具体的な作品の「読み」を対話できればいいなと思っております。
今回の題材は魯迅の「故郷」で語り手「私」が閏土と再会する場面から故郷との別れまでです。中国社会の未来に思いをはせる「私」の語りを検討しましょう。
ご参加お待ちしております。
イベントを探す
オンライン近隣の人気のセミナー・研究会・勉強会
関連する人気のセミナー・研究会・勉強会
12/27 | 第8回TOSS北海道Progressセミナー@zoom |
8/2 | 新英語教育研究会 第61回全国大会(東京大会)「教室は 認め合い 平和な世界を創る場所」 |
6/30 | 永田麗先生と学ぶ「新・読解力」「入学・入社前の必修スキル、『新・読解力』とは」 |
7/27 | 「鍛える国語教室」研究会(略称,「鍛国研」) 第17回全国大会(秋田大会) |
読解のセミナー・研究会・勉強会を別の地域から探す
人気のキーワードから探す
