開催日時 | 14:00 〜 17:00 |
定員 | 100名 |
会費 | 0円 |
場所 | オンライン |
このイベントは終了しました
気になるリストに追加日本英語教育史学会 第288回 研究例会
日 時:2022年7月16日(土)14:00~17:00
オンライン開催:申込方法については、学会ウェブサイト(http://hiset.jp/)内の
「オンラインによる研究例会 参加方法」をご参照下さい。
〇《自著を語る》『多言語教育に揺れる近代日本:「一外国語主義」浸透の歴史』
下 絵津子 氏(近畿大学)
指定討論者:孫工 季也 氏
拙著では、明治・大正期の日本の外国語教育政策について、特に中学校に相当する学校の教育に焦点をあて、日本の外国語教育がなぜ英語一辺倒から脱却できないのかを考察した。紹介を通して、「なぜ外国語を学ぶのか」「いくつの外国語を学ぶのか」という問いに改めて向き合い、これらの問いに今後どのようにアプローチできるかを検討したい。
〇研究発表「<変則英語>を再考する」
拝田 清 氏(和洋女子大学)
本発表は日本の異文化・異言語受容のあり方を通事的に検証する研究の一部をなすものである。明治中期以降,「変則英語」教育と呼ばれた訳解中心の教授・学習法は,否定的な文脈で語られることが多い。この語学教育における「変則」,そして対概念としての「正則」の背景にある理念は,江戸中期の儒学者らの言語文化教育観にさかのぼることができると発表者は考えている。本発表では,漢学における素読・会読という外国語学習・教授法が蘭学,そして英学へと連関していく過程で,単なる技術・方法論だけでなく,言語文化教育観も継承されていったとの仮説をもとに,その検証とあわせて「変則英語」の再評価を試みたい。
参加費: 無料
問合せ: 日本英語教育史学会 例会担当
reikai(at)hiset.jp (at)を @ に変えてください。
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