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【神奈川LD協会 冬のセミナー2023】発達障害の思春期問題-中学・高校時期の対応の大切さ-(宮本 信也 先生)

開催日時 09:30 12:30
定員100名
会費3,000~4,500円
場所 オンライン 

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【神奈川LD協会 冬のセミナー2023】発達障害の思春期問題-中学・高校時期の対応の大切さ-(宮本 信也 先生)

【研修会概要】

※特別支援教育士(SENS/SENS-SV)有資格者は、本セミナー(生ライブ配信)を受講されると更新ポイントが認められます。

<講師からのメッセージ>
私は小児科医です。発達障害のある子どもたちの診療のとき、親御さんによく伝えることの一つに、『学校の勉強がきちんとできるようになることも大事かもしれませんが、お子さんにとって最も大切なことは18歳になったときにどれだけ心が安定しているかですよ』ということがあります。18歳つまりは高校卒業時に気持ちが安定しているということは、心の不安定さが生じやすい思春期をうまく乗り切ったということを意味するからです。

一般に、思春期の子どもたちは、些細なことでイライラしたり大人に反発したりしやすくなります。思春期では、自分自身のことをよく考えるようになることや、自立志向が高まることがその背景の大きなものとされます。

発達障害のある子どもたちが示す心の不安定さは、こうした通常の思春期心性で理解できるもの(思春期課題)と二次障害的なものに分けることができます。前者は、発達障害特性に配慮した通常の思春期心性への対応で落ち着いていく場合がほとんどです。一方、後者は、より直接的な対応が必要となることが少なくありません。

今回は、発達障害のある子どもたちに見られる思春期問題の理解と対応について解説いたします。

<担当講師>
宮本 信也 先生(白百合女子発達心理学科 教授・小児科医)

▼講師プロフィール
青森県弘前市出身。金沢大学医学部卒業。医学博士。自治医科大学小児科入局、同助手、講師、筑波大学心身障害学系助教授、教授、附属聴覚特別支援学校校長、附属特別支援教育研究センター長、副学長を経て、2018年4月より現職。専門は、発達行動小児科学。子ども虐待への対応、ASDへの対応、小児心身症への対応を中心とした臨床研究活動を展開。趣味は、山歩きと日本各地の銘酒巡り。『アスペルガー症候群・高機能自閉症の本-じょうずなつきあい方がわかる』(主婦の友社)等著書・論文多数。

内容や申込方法などの詳細はこちらをご確認ください。
https://form.dr-seminar.jp/lps/asgzdk/kanagawald_winter2023_information

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