日本学校心理学会第25回大会

　第25回日本学校心理学会大会は，9月15日～10月10日にかけてオンラインにて開催されます。日本学校心理学会は，幼稚園・小学校・中学校・高校・特別支援学校などの教員やSC, SSW等の相談員，医師や研究者等の1000名以上の会員から構成されています。
　大会プログラムでは，オンデマンドによる動画視聴やシンポジウムの視聴，ポスター発表とディスカッションに加え，リアルタイム映像発信による講演等を企画されています。
　基調講演として石隈利紀先生による「学校心理学からみた生徒指導のこれからー『生徒指導提要』改定の哲学と実際―」が，特別講演として，大六一志先生による「WISC-Vによるアセスメントと心理教育的援助サービスの充実」，中谷素之先生による「対話的学びと学校心理学（仮）」，副島賢和先生による「あらためて子どもと教師の関係性を考える」が企画されています。さらに，実行委員会企画講演として，家近早苗先生による「学校組織へのコンサルテーションの実践　―チーム学校尺度を用いて―（仮）」が，理事会企画シンポジウムとして西山久子先生，新井雅先生，横張亜希子先生，野田正人先生，水野治久先生による「チーム学校における教育相談コーディネーター，ケースマネジメントの現状と課題」が企画されています。
　この他にも，気鋭の研究者及び実践家である森口佑介先生と吉村隆之先生からそれぞれ，「非認知能力と学校教育（仮）」と「学級の荒れといじめ重大事態」についての動画を提供いただく予定です。研究や実践に関するポスター発表や自主シンポジウムも企画されるなど，多くの学びにつながる企画を多数ご準備しております。実行委員一同，多くの先生方のご参加をお待ちしております。なお，詳しい情報や参加申し込み方法については学校心理学会HP（https://schoolpsychology.jp/taikai/）にも記載しておりますので，ご確認ください。