開催日時 | 10:00 〜 16:00 |
定員 | 60名 |
会費 | 0円 |
場所 | 東京都小金井市貫井北町4-1-1 東京学芸大学 |
近代中国(近代東アジア)の歴史の展開は、現代の東アジアのあり方、そして現代の日本のあり方と深い関わりを持つ。では、近代東アジアの歴史像はいったいどのように描かれてきたのか。その描かれ方を検討することによって、従来の歴史像を再検討して、研究成果に基づいた新たな歴史像の獲得に努める。具体的には「悪役」と見なされてきた袁世凱という人物を検討することを通じて進めていく。これまで袁世凱は「辛亥革命の輝かしい成果を奪った人物」として、孫文が「善」として評価されてきたこととは対照的に「悪」の人物として描かれ評価されてきた。しかし、「善」「悪」とは道徳的評価であり歴史的評価ではない。本講座では、そのような袁世凱を時代の中に位置づけて、彼の果たした役割について考察していきたい。
【講師】田中比呂志(東京学芸大学 教授)
【申込締切日】10/22(日)
【申込フォーム】https://business.form-mailer.jp/fms/eea10f75167839
【詳細Webサイト】
https://www.u-gakugei.ac.jp/training/list/2023/08/d0375246a9b529b76ceaca7fc41bb4b1aaa439aa.html
気になるリストに追加
2人が気になるリストに追加