開催日時 | 10:00 〜 12:30 |
定員 | 40名 |
会費 | 2,500円 |
場所 | 東京都渋谷区神宮前1-1-10 千駄ヶ谷コミュニティセンター サークルルーム3・4 |
セミナー【教育を軸に子どもの成長を考えるフォーラム】第36回
(【実例から知る、「発達の遅れ」が気になる子どもの教え方】から名称変更)
■当NPO法人は2017年から主に首都圏で「発達障害」セミナーを35回開催してきました。毎回、親とともに学校の先生方も多数参加。
「早い段階から適切な接し方をすれば、たとえ『発達の遅れ・発達障害』があっても子どもたちは大きく変わる、伸びる」という事実に触れています。
■回を重ねるにつれ、多くの学校の先生方より、「学校現場で困っていることがたくさんある。その解決への手がかりを教えてほしい」という声をたくさんもらうようになりました。
■その声に応えるべく、今回、「教師のための研修会」を開催します。ファシリテーターは、セミナー参加者のお一人である元小学校長の舟山良美さん(江戸川区教育研究所 教育研究員)にお願いしました。
■学校現場で役立つ接し方・教え方を共有できるよう、具体的な事例をたどります。そして、子どもの可能性を見つけ、伸ばす方法、子どもの課題を改める方法、学校全体の方向性がひとつにまとまる方法、指導力向上につながる方法、保護者を上手に味方にする方法など、みんなで一緒に探りたいと思います。
[話し合う具体的事例]
□話が聞けない・隣の子にちょっかいを出す・離席する・大声をあげる子どもへ「ちゃんと話を聞こうね」と声をかけても、状態は変わらない……効果的な接し方・教え方は?
□担任に反抗的な態度をとる子どもがクラスにいるが、周りの子どもたちの中に同調する子どもが現れ、それが学級全体へ広がっている……効果的な接し方・教え方は?
□学校の役割と家庭の役割をどう考え、連携を図っていくか?
□不登校を未然に防ぐことはできないか?
□学習を通して子どもに何を教えるのか?
など
●ファシリテーター 舟山良美さん(江戸川区教育研究所 教育研究員/元小学校校長)
38年間に及ぶ、管理職を含む教師生活を送ったあと、現在、教育委員会に所属し、不登校対策や生活指導などを担当。「事例を踏まえて教育の無限の可能性を感じさせてくれるこのセミナーは私にとって良い勉強になりました。今回、具体的で効果的な指導技術を探る場になればと考えています」。
●アドバイザー 河野俊一さん(エルベテーク代表/医療法人エルベ理事)
1996年、民間の教育機関エルベテーク設立。発達の遅れと課題をもつ子どものためのコースも開設し、現在に至る(川口/大阪/アメリカ)。著書に『発達障害の「教える難しさ」を乗り越える』(日本評論社)、『誤解だらけの「発達障害」』(新潮社)など。
▶︎詳細はこちらhttps://www.education-in-ourselves.org/お知らせ-news/
▶︎ツイッターはこちらhttps://twitter.com/kyouiku_jiku
[プログラム] ファシリテーター・舟山良美さん(江戸川区教育研究所 教育研究員/元小学校校長)+アドバイザー・河野俊一さん(エルベテーク代表)+質疑応答
[日時] 7月27日(土)10:00〜12:30(受付開始9:45〜)
[会場] 千駄ヶ谷コミュニティセンター(JR原宿駅竹下口から徒歩6分)03-6434-7057
[定員] 30名(対象=学校関係者、福祉・福祉関係者)
[参加費] 2,500円(資料代等)
[後援] 文部科学省、厚生労働省、こども家庭庁、内閣府、埼玉県教育委員会、千葉県教育委員会、神奈川県教育委員会、蕨市教育委員会、草加市教育委員会、越谷市教育委員会、渋谷区教育委員会、北区教育委員会、豊島区教育委員会、足立区教育委員会、荒川区教育委員会、港区教育委員会
[企画協力] エルベテーク
[協力] NPO法人 ともくん家/生活介護事業所 もんきいぽっど
[申し込み] 当NPO法人のHPにアクセスいただき「申し込み専用フォーム」からお申し込みください
■■
「発達障害」を抱える子どもの成長に関する報告は短期間の記録がほとんどという現状のなか、私どもはより長期的で具体的な記録(幼児期〜学齢期〜思春期)を保護者・関係者の方々に示し、子育てや指導・ケアのモチベーションにつなげてほしいとの思いから7年前の2017年3月にこのセミナーをスタートさせました。おかげさまで、保護者のほか、教育・保育関係者、医療・福祉関係者の方々も多数参加していただくようになりました。
セミナー終了後のアンケートを紹介します。
■保護者「初めてこういったセミナーに参加しました。実際に経験された方のお話を直接聞くことができて希望が持てるようになりました」
■学校関係者「発達障害と診断された子が教育によって大きく伸びていくということに驚かされました」「保護者の方がこれほどまでに悩み、動いていることを実感しました」「困っている場合に焦点を当てるべき部分のヒントが得られました」
■保育関係者「細かい指導方法などをますます知りたくなりました」
■小2の保護者/教育関係者「『子どものあるがままを受け入れましょう』『この子には無理させない方がよい』だけではなく、子どもが社会に出ていく時に本人が幸せであるために、きちんと基礎学力をつけさせてあげる方法論を保護者にももっと学ばせてほしい」
関心のある教育・保育関係者の方はぜひどうぞ!
■■
・感染拡大防止対策にご協力ください。
【最新情報】 このセミナーから誕生した出版物です。全国の書店、オンライン書店(amazonなど)でお買い求めください。
●『親が語る、「発達の遅れ」が気になる子どもの教え方 1』
この連続セミナー[実例から知る、「発達の遅れ」が気になる子どもの教え方]で報告された7つの体験発表をピックアップし、1冊の本にまとめました。対談形式の良さを生かしつつ、実例ならではの説得力ある事実が満載です。定価1,650円(本体価格1,500円+税10%)
●『力をひきだす、学びかたドリル 1 「書く」からはじめる せん、すうじ・かず』
●『力をひきだす、学びかたドリル 2 「書く」からはじめる 10までのたしざん・ひきざん』
●『力をひきだす、学びかたドリル 3 「書く」からはじめる くりあがり・くりさがり』
●『力をひきだす、学びかたドリル 4 「書く」からはじめる とけい、かたち』(今秋、刊行予定)
このセミナーに寄せられた参加者の声がきっかけとなって誕生した学習ドリルです。保護者「わが子に教えるのが難しい」「どう教えたらいいのか、わからない」、教師「指導の中で不安・迷いがある」「家でもっと子どもに関わってほしい」の不安・迷いを解決する“学びの原点ドリル”。全4巻を予定。定価各1,100円(本体価格1,000円+税10%)。
【2021年〜2024年に開催したセミナー/シンポジウム】
□第22回 2021年5月8日(土) テーマ[幼児期から取り組むこと 独り言・おうむ返し・多動を克服し、力をつけて就職するまでの記録]
□第23回 2021年9月25日(土) テーマ[小さな変化や進歩を喜び、つねに前向きな気持ちで 言葉が話せないわが子への教え方と学習習慣づくりの報告]
□第24回 2021年12月18日(土) テーマ[「2学期から特別支援学級へ」と告げられてからの親の努力 「自閉症・ADHD」と診断されたMくんの20年間の成長記録
□第25回 2022年3月19日(土) テーマ[「受け入れて応じる力」を身につけることから 「自閉症」と診断された子どもの18年間の記録
□第26回 2022年6月25日(土)-大阪開催 テーマ[問題行動が多く、読み書きもできなかったわが子への教え方 「2学期から特別支援学級へ」と告げられてからの親の努力 2
□第27回 2022年7月30日(土) テーマ[「自閉症」のわが子。学習によってここまで成長した 言葉の遅れ、問題行動を乗り越えながら育った中学1年生(男子)の記録]
□第28回 2022年9月17日(土) テーマ[「発達障害」と診断後、学校が大好きな兄弟になるまで 父親と母親がスクラムを組んで家庭学習を支える兄弟(小4、小2)成長記録]
□第29回 2022年11月12日(土) テーマ[Sくん(中1)の努力が彼の力を伸ばし、みんなの意識を変えた]
□第30回 2022年12月17日(土) テーマ[6年間の特別支援学級から通常学級へ。「そんな前例はない」と言われた子どもの成長記録]
□第31回 2023年2月25日(土) テーマ[どの子にも学ぶ力がある!
幼児期からの効果的な教育を語る]
□第32回 2023年7月1日(土) テーマ[アメリカでは巡り会えなかった指導法で娘は大きく成長した]
□第33回 2023年9月30日(土) テーマ[保護者・学校の信頼関係と
子どもへの効果的な教え方]
□第34回 2023年12月2日(土) テーマ[「発達の遅れ」を抱える子どもが課題を乗り越え、社会に出るまで]
□第35回 2024年2月3日(土) テーマ[教室に出会った幸せ、親子で学んだ喜び]
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