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生徒と教員が一緒になって議論しよう!「ワオ高の哲学カフェ」【人間とは何か-模倣「真似るということ、生かすということ」~変化する人間】

地域
オンライン  
開催日時 18:00 19:00
定員20名
会費0円
場所 オンライン 

▼今回のテーマはこちら!!

模倣「真似るということ、生かすということ」
~変化する人間

▼申込はこちら

「哲学カフェ」のページよりお願いします。
https://go.wao.ed.jp/waohs_philosophy_cafe/

▼ワオ高校の哲学カフェとは

ワオ高校では、教師と生徒の壁を取り払って自由な議論の場「哲学カフェ」を実施しています。
日常でふと気になることやモヤモヤするようなテーマを選定し、哲学者の考えや行動からヒントを得て、その物事の本質を紐解くユニークな取り組みです。

この気軽に議論をする「哲学カフェ」を一般の中高生の方や教員の方にも体験いただきたいと思い、オープンしました。

毎週金曜日18時からワオ高校のバーチャルキャンパスで開催しています。
「耳だけ参加」でもOKです。是非、お気軽にご参加ください。

▼テーマ「人間とは何か」について

「私は誰?」
この一つの問いが意味するものは実に深く、実に広範なものになる場合があります。
最も身近で、最も緊密に生涯付き合う相手(?)の自分なのに、本当の自分がつかみ切れていない現実があるということです。

さて皆さんは、自分の顔を直接見ることが生涯できないというシンプルな事実に考えを巡らせたことがあるでしょうか?
他人にしか分からない自分という現実を象徴するものです。

そもそも人間は一人で生きていくことなど絶対に不可能な存在です。
何をするにしても他者の世話になって生きているのです。
他者の存在なく、買いたいものが買えますか?
欲しいものをイメージすることが出来ますか?
生きがいを見いだすことができますか?

ドイツの哲学者イマヌエル・カント(1724-1804)は、かの有名な三批判書によって「人間とは何か?」を追究してみせました。
それぞれ「人間は何を知りうるか?」「人間は何を為しうるか?」「人間は何を欲しうるか?」を問い、その一つ一つの解を求めたのです。
その象徴的なものこそ、認識が対象を取り結ぶという「コペルニクス的転回」だったということです。

ここまで読み進めていただいた方は、既に様々な形で思考作業に突入しておられることと思います。
その思考が深ければ深いほど、疑問が多ければ多いほど、「哲学する」資質の高さを示しているのではないかと思います。

そこで今回の「哲学カフェ」では、「そもそも人間ってなんだろう?」をシーズン・テーマとして、さらに考え込んでしまいつつも、先哲の力と自身の「気づき」によって、心から納得してしまう思考体験をより多くの方々にして頂きたいと願っております。どうぞご期待ください。

▼なぜ高校で哲学を学んでいるのか。
多様性や変化に富んだこの時代では、絶対の正解がありません。
だからこそ、豊かな教養と柔軟な発想をもって、創造をしていく力が必要になります。

「哲学」は、人間の営みについて「普遍妥当」な定義を求めて、「考える」ということを磨き続ける言語ゲームです。
自分が今生きている世界を哲学的な見方で見つめなおすことで、今見えている世界が全く違ったものに見え、身近な社会問題も新たな視点で捉えることができるようになります。

高校生のうちに、そんな「目を開く」体験をしてほしいという思いで、対話を繰り返し、とことん「考える」授業を展開しています。

▼申込はこちら

「哲学カフェ」のページよりお願いします。
https://go.wao.ed.jp/waohs_philosophy_cafe/