【週末にお家で受講】読解に必要な力とその指導 栗本奈緒子先生(大阪医科薬科大学LDセンター) 大阪医科薬科大学LDセンター主催オンライン特別支援講演会

開催日時 17:00 22:00
会費3,000円
場所 オンライン 

大阪医科薬科大学LDセンター主催 オンライン講演会

申込・詳細はこちら
https://www.ompu.ac.jp/u-deps/ldc/lecture_info.html
https://peatix.com/event/4666931

内容
約50分×3本

対象
発達障害のある児童・生徒の指導をされている教員・指導者、保護者など

配信期間
2025年12月5日(金)午後5時 ~ 12月8日(月)午後10時

申込み締め切り
2025年12月4日(木)午後1時

▶講演概要
 保護者に相談時の主訴を伺うと、多くの方があげられるのが「読解ができない・難しい」「算数の文章題が難しい」という主訴です。算数では、計算ができるのに文章題が難しい場合、読解力の弱さが影響している可能性があります。読解や文章題の理解は多くの子どもにとっても課題となります。さらに、発達障害のある子どもの場合には、それぞれの子どもの特性によって、読解や文章題の理解が難しい理由が異なります。
 文章読解では、文章の内容によっても得意不得意が生じます。たとえば物語文では主人公や登場人物の心情を理解することを学び、説明文では文章理解によりある事柄の知識を学ぶことになります。また、算数の文章題の理解のためには、文に書かれた情報から推測する必要があります。このように、文章のタイプによっても難しさの程度が異なる場合があるのです。さらに、文章についての問題(問)の意味や意図がわからないためにどう答えてよいかわからない、という子どももいます。
 このように、読解の難しさ、と言っても背景には様々な理由があることをふまえて、本講演では、読解ができるまでに必要な力にはどのようなものがあるかについて解説いただき、子どものつまずいていることに対してどのような指導をすればよいかを学びます。
 本講演は、今年度新たに撮影していますが、これまでの内容と重複する部分があることをご了承ください。

▶講師
栗本 奈緒子 先生(大阪医科薬科大学LDセンター 言語聴覚士) 
大阪医科薬科大学LDセンターで発達障害児の言語・コミュニケーション・学習指導を担当。
言語聴覚士、特別支援教育士SV、公認心理師。日本LD学会理事、特別支援教育士資格認定協会理事。著書:「個別でもみんなの中でも教えられる国語・算数の初歩でつまずく子への教え方と教材」(Gakken 2020)、分担執筆:玉井浩監修・若宮英司編集「子どもの学びと向き合う医療スタッフのための LD 診療・支援入門(改訂第2版)」(診断と治療社 2022)、玉井浩編集「ダウン症児の学びとコミュニケーション 支援ガイド(改訂第2版)」(診断と治療社 2025)、奥村智人・若宮英司編著「学習につまずく子どもの見る力」(明治図書 2010)、湯澤正通編著「知的発達の理論と支援」(金子書房 2018)、「特別支援教育の実践情報」2025年6月号 「学習活動 算数・数学~文章題を読み取る力を育てる~」を掲載。

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