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「言語造形」基礎集中講座 呼吸篇 (早割)

言葉を扱う職業に就かれている方のための実践メニュー
 ~自らを高め、仕事の質と水準を高めるために~
講座名
「言語造形」基礎集中講座 呼吸篇 (早割: ~8月31日)
■「言語」の持つ驚くべき力と働きに気づいていますか
言語には二つの異なる働きがあります。
ひとつは「意味」を伝える働きで、子母音の組み合わせによって成り立つ概念が相手の意識を呼び起こして、理解や判断を励まし、意思疎通を図ります。
もうひとつは「形態」で、上記の「子母音の組み合わせ」を果たしている正に「子母音」の他、リズム・響き・呼吸・勢いなどの感覚的諸要素から成り立っており、相手の無意識に働きかけます。
実はこの「形態」の方が「意味」よりもずっと深く人の心に働きかけて影響を及ぼしているのです。ですから同じ
「ありがとう」
でも、気持ちのこもる、こもらないで、全く別の印象を相手に与えてしまいます。「気持ちのこもる」とは、そのとき正に「形態」面の諸要素である「リズム・響き・呼吸・勢い」などが「気持ちのこもらない」ときよりもはるかに生き生きと活性化されて使われているのです。
それら相手の無意識に働きかける諸要素を、使う側の私たち自身も無意識的に使っているのですが、この「使う側の無意識」を意識的にしようとするのが「言語造形」です。
つまり、普段私たちが当たり前のように「気持ちを込めて」いる部分を明確に意識化して、ひとつひとつの要素についてよく知り、その操り方を学び、そしてそれらを総合させて「意識的に気持ちを込める」ことを実現するのです。
親しい家族の間ならば、阿吽の呼吸でその意識化が必要ないこともあるでしょう。けれども、仕事上での重要な局面では「阿吽の呼吸」に頼るわけにはゆきません。
「言語の形態の意識化」を必要とする典型的な職業が役者ですが、劇場空間以外でも「意識化」は極めて重要です。医師や看護師が患者にかけるひとこと、教師が子どもにかけるひと言を始め、世に存在するあらゆる仕事が対人関係を必要としている以上、役者同様、いや、劇場内でのルールがある程度了解されている役者よりも更に、「言葉かけの意識化」が求められるのです。
■本講座で学ぶ内容
前項で取り上げた「言語の形態の諸要素」のうち、もっとも根源的で重要なものが「呼吸」です。本講座では「呼吸」について、その本質を徹底して学び、あるべき「呼吸」を体得します。
古くから「ヨガ」では呼吸法が重要視されてきました。
「あるべき呼吸」が内的意識の覚醒や心の平安を生み出すからです。そのとき姿勢(ヨガのポーズ)も大変重要になります。
「言語造形」に於いても、姿勢は重要なのですが、それは演劇で云う「所作」「仕種」「身ぶり」として体験されます。
「呼吸」は「所作」と組み合わさることによって、より意識化され、より外的に力強く働きかける作用を持つのです。
但し、そのことにより、やはり心身の健康は副次的にもたらされます。
何故なら「呼吸」と「所作」との融合は、その人にとって最も自然な状態でこそ可能なのですから、その「自然な状態」が正に「健康」であり、あなたは暫く忘れ去っていた「元々のあなた」「あなたそのもの」を取り戻すのです。
■本講座で習得できること
「あなたそのもの」を取り戻し、心身の根源に迫ります。
あなたの発する言葉が、これまでとは違って働きます。
心身の健康が徐々にもたらされていきます。
「言葉がけ」の妙がわかり始めます。
■こんな人にオススメ
言葉を使う、対人関係の仕事をしている方。
医療従事者の方。
教育現場など子どもに接する機会が多い方。
プレゼンなど人前で話す機会が多いビジネスマン。
本邦初の貴重な講義があなたの人生に新しい扉を開きます。
■この講座の特徴
「言語造形」とは、ドイツ語「Sprachgestaltung」の訳です。旧オーストリア=ハンガリー出身の精神科学者・ルードルフ・シュタイナー(1861~1925)により集大成されました。シュタイナーが創立したスイス・ドルナッハの「ゲーテアヌム言語造形・舞台藝術学院」(http://www.goetheanum.org/)に学び、日欧各地で「言語造形」の力を、子どもの治療教育や舞台芸術に注いできた川手鷹彦が自ら講義を行います。
長年研究してきた「日本語のための言語造形」を使って数多くの、昔話や物語を生み出してきた講師最新のレクチャーです。
本講座は、「言語造形」の奥深い世界から叡智を引き出し、「今の時代」に必要なプログラムの器に流し込んでいます。
■講師
川手鷹彦
http://p.tl/zVSp
■概要
「言語造形」集中2日間講義
1日目 呼吸をつかむ
2日目 1日目の参加者の状態をみて、2日目に相応しいカリキュラムを設定します。
日時
全2日 9月16日(祝)・10月14日(祝) 10:00~12:00,14:00~16:00
受講料
 ¥63,000/全2日 (早割り ¥52,500 8月末まで申し込み)
会場
藝術・言語テラピー研究所「靑い丘」
東京都品川区北品川6-5-3
http://p.tl/UQuW
お申し込み方法
申し込みフォームにご記入の上送信→銀行振り込み/PayPalでお支払い
*当日のお申込み可能
お申込み先・主催
藝術・言語テラピー研究所「靑い丘」
E-mail aoioka.t.j@gmail.com
電話/FAX 03-3280-1093

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