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東京いずみ会(小学校国語) 3月例会 

開催日時 13:30 16:00
定員20名
会費300円
場所 東京都板橋区立第8小学校 

内容 芦田恵之助先生特別展 記念講演 1990年8月25日 視聴
   会場 市島町立竹田小学校(現 丹波市立竹田小学校)
   兵庫県の芦田恵之助先生顕彰会主催の講演会です。
助松太三会長さんとお孫さんの倉員富美子先生が
授業と講演をされました。

第134回 国語教壇修養会の筆録も届きます。1冊1000円です。

第748回 東京いずみ会 2月例会 2月18日 報告
 今回は、東書5年の教科書を使われている方の案をもとに「大造じいさんとがん」を考えてみました。
 まず最初に、全文を7つに分けて輪読しました。それから、「心に響いた」ところを出しあいました。ほとんどの方が、残雪と大造じいさんの対面する場面だといいます。
 それから、一~四の区分は、大造じいさんが一匹の雁を手に入れてから思わぬ展開から手にした残雪を解き放すまでの年数を表していることを確認しました。
 次に、区画を検討しました。4つ、6つ、7つ、9つなどと、いろいろ出ましたので、「二とく」の〈題目〉の扱いを先に考えることにしました。
 二とく ○題目
  ① 「大造じいさん」と「がん」のどちらから入るかについては、
   大造じいさん」からということに落ち着きました。
  ② 大造じいさん → 職業=猟師で猟銃を使うこと 
    狩る対象と場所=沼地に来る雁 年期=老練
    成果が零の年数=4、5年 その原因=残雪
  ③ がん → 手に入れた雁の数=2羽
    1羽には名前=残雪 残雪=頭領 白い羽
などのいくつかを組み合わせて、題目をほぐしていくことになるとの結論になりました。
     ◎ひびき
  ① 「ただの鳥に対するような気がしませんでした」という
   大造じいさんの見方・考え方・生き方に共鳴する。
  (雁の頭領残雪の姿を間近に見た大造じいさんの心は動いたが、
   残雪がどう見えたのかな。
   答は求めずに、そこを考えるのがこの話の面白いところです)
 そこで、そこを際立たせるためには、区画をどうしたらよいか、手引をどうしたらよいかを考えました。
     ○手引き
  ① 大造じいさんの言動か、残雪の様子か、或は、両者の対応を
   書かせることになりそうですが、大造じいさんの言動で考える
   ことになりました。
  ② 言動の中でも、狩りをするための道具類を書き出す手もある
   ことを確認しました。
  ③ でも、今回は、したこと、うけたことを手引きにしました。
   たくさんあるので、区画の最後に出て行きた「大造じいさんは」
   か「じいさんは」の文から書き出すことにしました。
 〈区画〉
   大造じいさんの言動で場面展開を考えると、
  一を2つ、二は1つ、三を3つ、四は1つに区画しました。

以下HPを参照 いずみ会「どの子も落ち着く国語指導」
        http://izumikai100.web.fc2.com/

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