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「8050問題」から考えるー子ども・若者の育ちと「学校教育」の課題/全進研夏のセミナ−2018

開催日時 10:00 16:30
定員100名
会費1500 (学生 500)円
懇親会の定員25名
懇親会の会費約3000円
場所 東京都文京区白山5−28−20 東洋大学白山キャンパススカイホール(2号館16階)

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「8050問題」から考えるー子ども・若者の育ちと「学校教育」の課題/全進研夏のセミナ−2018

 「8050問題」ってご存知ですか?
 こう尋ねると、多くの方から「8020問題」は知ってるけど、…といった答えが返ってきます。
 90年代初めの「バブル崩壊」、90年代末の「就職氷河期」を経て、そして「リーマンショック」(2008)と、大きな社会変動/構造変化の波にのまれ、社会につながる機会を失した「ひきこもり」の若者の長期化・高年齢化が、「80代の親と50代の子どもの世帯の困難」を生んでいます。この問題を、社会全体の課題として考えるための言葉です。
 遅ればせながら2000年代半ばから、国の「若者支援施策」が動き始め、学校現場では「キャリア教育」が取り組まれてきました。しかし、雇用政策として「人件費削減」「非正規雇用化」が進む下では、「政策としてのキャリア教育」そのものとのミスマッチ感は否めません。社会に(再び)つながる機会を得られないまま中高年となった「ひきこもり」状態について、ようやく当事者の声が上がり、自治体の調査活動が行われ、遅ればせながら国も実態調査に乗り出すに至っています。
 少子化が進みながら、小・中学生の不登校児童生徒の数は増え続けています。「失われた20〜30年」を、これ以上長期化させないように、私たちが学校や地域で考え、取り組むべき課題はなんでしょうか。長きにわたり地域から子ども・若者とともに歩んでこられた佐藤洋作さん、現在「8050問題」を積極的に取材されている清川卓史さん、お二人のお話を受けながら、学校ではもちろん、地域社会でも、ともに「前へ」進む機会となる場を作っていきたいと考えます。ご参加ください。

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