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第771回 東京いずみ会(小学校国語) 12月例会 

開催日時 13:30 16:00
定員20名
会費年会費 2000円
場所 東京都板橋区立板橋第8小学校 

11月の例会は、学校の都合で12月例会と合わせて12月7日第1土曜日に行います。
内容は、「海の命」(東書)「海のいのち」(みつむら)
    第二次指導でどうしても扱いたいところを1かッ所決めて立案検討する。
参観者は、自分の素案をお持ちください。
素案なしでも、参加フリーです。
友人知人に声をかけてください。

10月例会は、19日に行われました。
参加者は、6名でした。
初めて参加された方が、「読みの深さに驚きました」と感想を話して下さいました。

「モチモチの木」米澤徳一先生指導 昭和54年7月 守口市立東小学校 第78回 国語教壇修養会筆録より

第一次指導 概観の指導

  ○手引き 

   1、2
   3、4
   5、6   
   7、8、9 
   10    

第ニ次指導 1時間目 詳しく読む(下に書き出した部分を考える)

  「しも月二十日のうし
   みつにゃあ、モチモチの木に
   ひがともる。おきてて
   見てみろ。そりゃきれいだ。
   おらも、子どものころに
   見たことがある。死んだ
   お前のおとうも見た
   そうだ。山の神の
   おまつりなんだ。それは、
   一人の子どもしか見る
   ことはできねえ。それも、
   ゆう気のある子ども
   だけだ。」

第ニ次指導 2時間目 詳しく読む(下に書き出した部分を考える)

    外はすごい星で、月も
   出ていた。とうげの下り
   の坂道は、一面のまっ
   白いしもで、雪みたいだっ
   た。しもが足にかみついた。
   足からはちが出た。豆
   太は、なきなき走った。
   いたくて、さむくて、こわ
   かったからなぁ。
    でも、大すきなじさま
   の死んじまうほうが、
   もっとこわかったから、
   なきなきふもとの
   医者様へ走った

資料は、第一次は区画の数字だけ記し、第二次は〈四かく〉で板書した部分を書き出してありました。
最初に、教材文を区画に合わせて順繰りに読みました。
次に、第ニ次指導2時間分を各自に30分間分析してもらいました。
その後、第二次の1時間目、2時間目について、
 ○語義・区分 ◎心(ここで考えたいこと)
を、発表してもらい検討しました。
 1時間目 語義 霜月 丑三つ 区分 3区分 でまとまる。
      心 じさまの願いは、何かを考える。(具体的にそれがどこに出ているか)
 2時間目 語義 かみついた 区分 2区分後、前を2区分 でまとまる。
      心 豆太の様子をイメージし、必死になっている姿を書かれている語句で確認する。
最後に、第一次の○手引きを考えた。時間の関係で「米澤先生の手引き『モチモチの木のこと』を探すことにした。

   1、2     両手を「わあっ。」とあげる
   3、4     みをいっぱいふり落としてくれる
   5、6   ◎ ひがともる
   7、8、9 ◎ ひがついている
   10      ひがついたんだ

詳しくは、筆録のコピーを参照

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  芦田恵之助先生の実践に学ぶ いずみ会
     … どの子も落ち着く国語指導 …
     http://izumikai100.web.fc2.com/
    メール izumikai100[a.m.]hotmail.co.jp 
      Twitter [a.m.]izumikai100
    …・・…・・…・・… …・・…・・…・・…

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