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小林志郎ゼミ 9月〈劇を上演するための ・演劇を教えるための・演劇を通して教育を行うための基礎演技・演出の講座〉

開催日時 17:30 19:30
定員15名
会費1500 (学生1000円)円
場所 東京都新宿区東京都新宿区高田馬場2-18-1 戸塚地域センター  会議室2

「基礎演技」
1 五十音を使った滑舌訓練と息の使い方の訓練
 ■1呼吸で「あいうえおおいうえああきすてののてすきあ」を言う。
 ■1呼吸で「あいうえおおいうえああきすてののてすきあ」を2回いう。
2 アチーブメント・スタンダードは全行(ア行からワ行まで)をワン・ブレスで2回言えるようになることです。(3回は無理であることがわかったので基準を下げ、各行をワン・ブレスで2回、ア行からワ行まで読むことにした)
3 身体のウォームアップ(エアロビクスダンス)
 身体運動能力を高めることと、呼吸運動を効率化するために2分のエアロビクスに挑戦する。わたくしたちの研究会は年齢幅が広いが、高齢者も少なくない。多様な年齢層が共通して活用できる physical warm-up exercise をエアロビクスと定めている。しかし今年は3月以降、このプログラムは行われていない。coronavirus infection が沈静化するのを待っている。
 

 日本医師会の「赤ひげ大賞」(第8回)を湯川医院院長湯川喜美先生(83才)が受賞された。身体も心もお若い。身体に淀みないエネルギーがあり、キレがある。俳優が見習うべき心と身体の維持管理の模範 paragon と確信している。湯川先生の紹介記事を要約させていただく。「32年間の厚生病院勤務時代、病気で休んだことはない。総合検診センターの部長を歴任し、〈健康な人を検診する私が不健康でいてはいけない〉という医師哲学を大切にしてきた。湯川先生は自分の健康のため、エアロビクスやラジオ体操を続けている。健康講話の講師も務める。聴講者に高齢者が多いため、語尾をはっきりと話すように心掛けている。」
 いつか湯川先生のお話を研究会で拝聴したいと願っている。
 

4〈プログラムとテキスト〉
 テキスト「もしもしせせらぎです (This Is the Rill Speaking)」の基礎作業として、テキストと役の分析をおこなう。
 ■シーンの分析
 ■役のトランスフォーメーション(これぞ演技エクササイズの最高のメソッド)
 ■役の分析 役の5つのフェーズを把握する。「身体的フェーズ」「社会的フェーズ」「文化・教育的フェーズ」「道徳・倫理的フェーズ」「経済的フェーズ」についてディスカッションする。
 ■テキスト「もしもしせせらぎです (This Is the Rill Speaking)」の読み合わせをします。

付記
リーダーズ・シアター用テキスト、鶴屋南北作『金幣猿嶋郡(きんのざいさるしまだいり)』について。
第一番目三建目 九頭龍明神の場、旗指山の場、鼓ヶ滝の場
第一番目四建目 宇治通円の場、橋姫社の場
第一番目大詰  筑波山塞の場
の注釈・箋註付きの台本が完成しました。
鶴屋の会の準備が整い次第、詳細をお知らせします。

【このような方のご参加をお待ちしてまおりす】
☑学びを深めたい俳優・演出家
☑演劇的アクティブ・ラーニングを探求する方
☑演劇教育を導入したい教育関係者
☑演劇部顧問の先生方
☑演劇教育に興味・関心のある大学生(条件が整えば、卒論・修論の指導を行います)
☑一般の方

【ゼミ予定日】毎月 第2木曜開催    ※単発での参加も可能 ※新型コロナウィルス感染拡大防止対策のため、予定変更の場合もある

【講師】
《小林志郎》
東京学芸大学名誉教授・元副学長。有明教育芸術短期大学終身名誉学長。高等教育におけるパーフォーミング・アーツ(演劇・舞踊・音楽)教育のフィロソフィの構築とその実際に尽力。理論の中心は、日本の伝統芸術(能狂言と歌舞伎、日本舞踊、日本の伝統音楽)の基礎教育と西洋の芸術教育との融合におかれた。専門は演劇教育学、現代演出論。本ゼミのトータルコーディネーター。

【お申込はこちらから】
◆メール  演劇教育研究ゼミ事務局
drama.edu.zemi@gmail.com
(氏名・参加申込回・一般/学生・お電話番号をご明記ください

新型コロナ感染拡大防止対策に努めて開催いたします。ご協力をお願いいたします。

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