【オンライン対談】世界の子どもたちの声なき声を見つめる
〜シリア難民と日本の子どもたちの今〜KnK × PIECES special talk session
このたび、「国境を越えてすべての子どもに教育と友情を」をビジョンに活動する認定NPO法人国境なき子どもたち(KnK)の松永晴子と、子どもが孤立しない地域をつくるための市民性醸成を行う認定NPO法人PIECESの代表によるオンライン対談を実施します。
テーマは、世界の子どもたちの声なき声を見つめる〜シリア難民と日本の子どもたちの今〜。
2020年、国や地域を問わずして猛威をふるった新型コロナウイルス。このような危機が起こった際、私たちの日常から見えづらくなってしまう存在や問題があります。
コロナ禍、これまでとは違う日常を過ごす子どもたちの様子が私たちにはどれほど丁寧に見えているでしょうか。
今のこの状況にストレスを感じる子どもたちの心の痛みを、普段とは異なる態度や小さな暴力、言葉で伝えてくれているかもしれません。そのような子どもたちの姿は、日本でも、シリア難民キャンプでもきっと、変わりがありません。けれども、大人が自分のことで追われ、身近な子どもの声にも耳を傾ける余裕がなくなっているかもしれないーそれが新たな心の痛みを生み出す原因にもなりえます。
この対談では、世界で、そして日本で子どもの問題と向き合ってきた2つの団体が、身近な子どもたちと遠くの子どもたちの姿を通して、コロナ禍の子どもたちの声を拾い、届きづらい声への耳の傾け方について語ります。
「シリア難民キャンプの今」、「子どもの隣にあること」、「コロナ禍の子どもの心」、
そして、私たち大人には何ができるのか。続きはぜひ対談をご覧ください。
■こんな人におすすめ!
・子どもの問題に関心のある方
・シリア難民問題に関心のある方
・国際協力の関心のある方
・子どもの心のケアに関心のある方
■スピーカー紹介
松永 晴子
認定NPO法人国境なき子どもたち(KnK) シリア難民支援 現地事業総括
ヨルダンでシリア難民の子どもたちに教育支援を行っています。コロナ禍で、いつも以上に子どもたちが学校をドロップアウトしやめてしまう懸念が高まっています。そのため、学校再開後に一人でも多くの子どもたちが対面授業に戻ってこられるよう、オンライン授業の間もつながりを保ち、遠隔学習をサポートするため、メッセンジャーアプリを使ったメッセージ配信や学習プリントの配布といった活動をまずは来学期の半年間、継続することに決めました。それに必要な270万円を目標金額として、クラウドファンディングに挑戦しています。
https://readyfor.jp/projects/knkjordan2020
【プロフィール】
愛知県出身。筑波大学大学院芸術研究科芸術学彫塑(ちょうそ)分野修了。日本とベトナムで美術教師を務めた後、2011年から2年間、青年海外協力隊としてヨルダンで美術教育に携わり、その後も半年間、同国でNGOの活動に参加。 2014年4月からKnKのヨルダン活動に従事し、現在はシリア難民支援現地事業総括として子どもたちの教育支援を行う。
▼認定NPO法人国境なき子どもたち(KnK)
国境なき子どもたち(KnK)は、1997年に日本で設立された国際協力NGOです。これまで15ヵ国(地域)において9万人以上の子どもたちに教育機会を提供し、自立を支援してきました。
ヨルダンにおいては2011年のシリア危機以降逃れてきたシリア難民の子どもたちを対象に2013年より教育支援を継続しています。現在はキャンプ内の公立校1校でヨルダン人教員、シリア人教員を雇用し、演劇、音楽、作文の授業を提供しています。こうした授業は、トラウマやストレスを抱える子どもにとっては自己表現の機会ともなっています。
●クラウドファンディング挑戦中!11/16~12/25
シリア難民の子どもたちに表現の場とつながりを提供したい
https://readyfor.jp/projects/knkjordan2020/
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小澤 いぶき
認定NPO法人PIECES 代表理事/ Co-Founder
東京大学医学系研究科 客員研究員/児童精神科医
精神科医を経て、児童精神科医として複数の病院で勤務。 トラウマ臨床、虐待臨床、発達障害臨床を専門として臨床に携わり、多数の自治体のアドバイザーを務める。さいたま市の子育てインクルーシブモデル立ち上げ・プログラム 開発に参画。
2016年、ボストンのFish Family Foundationのプログラムの4名に推薦されリーダーシップ研修を受講。2017年3月、世界各国のリーダーが集まるザルツブルグカンファレンスに招待、子どものウェルビーイング達成に向けたザルツブルグステイトメント作成に参画。
Twitter:https://twitter.com/ibukiozawa
▼認定NPO法人 PIECESについて
貧困・いじめ・虐待。PIECESは頼る人がいない、頼り方がわからない、そんな孤立した子どもたちの周りに信頼できる他者を増やす、子どもと関わる大人の市民性を醸成するプログラムを実施しています。市民性醸成プログラムは、子どもにとって本当に良い関わりを生むために、子どもと関わる基礎を学んだり、実際の子どもとの関わりを振り返ったりしながら、地域の中で実践していくプログラムです。
他団体と協働しながら全国に展開し、現在は水戸・奈良・地域横断でオンライン、東京のいくつかの地域で発展的な内容で展開されています。
●PIECESメイト100人募集キャンペーン
100人のPIECESメイト(マンスリーサポーター)を募る寄付キャンペーン
子どもたちの声なき声をみつめる社会に
https://www.pieces.tokyo/campaign-stopchildabuse2020
【開催概要】
■日時:2020年12月16日(水)21:00~22:00
■場所
・配信は以下より実施いたします。ご自身のご都合の良い媒体でお聞きくださいませ。
事前にフォロー/いいねいただきますと幸いです。
Facbook:認定NPO法人PIECESアカウント(【Pieces / ピーシーズ】 @pieces.tokyo)
Twitter:認定NPO法人国境なき子どもたちアカウント( @KnKJapan )
■定員
80名程度
■申込み
https://knkpieces.peatix.com/
◆お申込み・ご参加にあたっての注意事項◆
・今回のイベントはオンライン配信です。当日見逃してしまいましてもアーカイブでご覧いただけます。
その他、ご不明な点などございましたら、下記お問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。
■お問い合わせ
認定NPO法人PIECES 担当:藤田 / 若林
Eメール:event@pieces.tokyo
認定NPO法人国境なき子どもたち 担当:松浦
Eメール:knkpr@knk.or.jp
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