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12/26(土)オンライン講演会「記憶 ー 共に生きる未来のために~ドイツ人にとっての『被害』の語りから考える」

開催日時 20:00 22:00
定員400名
会費1000円
場所 東京都品川区上大崎3-14-58 クリエイト目黒103
12/26(土)オンライン講演会「記憶 ー 共に生きる未来のために~ドイツ人にとっての『被害』の語りから考える」

第二次世界大戦末期、ドイツ東部から東欧にかけての広大な地域から、そこに暮らすドイツ系の住民が強制的に移住させられました。

ナチ占領支配に対する報復感情も伴って、東欧諸国では各地で現地の住民がドイツ系住民を無差別に追放し、殺害、略奪、性暴力が横行しました。移住させられた1500万人にものぼるドイツ系住民のなかで、約200万人が途中で亡くなったとされています。

この「追放」と呼ばれる、ドイツ人にとっての「被害」の歴史は今日までどのように語られてきたのでしょう。

ナチズムの「加害」の記憶や、現在のドイツ社会や世界が直面する課題とは、どんな結びつきをもって、語られているのでしょう。

昨年、『東欧からのドイツ人の「追放」――二〇世紀の住民移動の歴史のなかで』(白水社刊、日本ドイツ学会奨励賞受賞)を出版された川喜田敦子さんに、「追放」の歴史と記憶についてご講演いただきます。

戦後75年の年月を経て、共に生きる未来を考えながら、アジアの一員であるわたしたちが次に繋いでいきたい記憶についても、一緒に考えてみませんか。

​お申込みを心よりお待ちしています。

【会場】
オンライン (zoomを使います)

【ゲスト講師】
東京大学准教授
川喜田敦子さん Dr.Atsuko Kawakita
1974年東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修了。博士(学術)。大阪大学大学院言語文化研究科准教授、中央大学文学部教授等を経て、現在、東京大学大学院総合文化研究科准教授。専門はドイツ現代史、ドイツ地域研究。主な著書に『東欧からのドイツ人の「追放」 20世紀の住民移動の歴史のなかで』(日本ドイツ学会奨励賞受賞)、『ドイツの歴史教育』、共著に『図説ドイツの歴史』、共編著に『引揚・追放・残留 戦後国際民族移動の比較研究』、翻訳にI・カーショー『ヒトラー 1889-1936 傲慢』など。

【前日までにご準備いただきたいこと】
①Zoomというウェブ会議ツールを使います。初回のみインストールが必要です。初めての方は事前にお願いします。すでにお使いの方も必ず最新版にアップデートしてご参加ください。
②Wifiでインターネットに接続可能なパソコン(カメラとマイクと内臓のもの、または別付)をご準備ください。

【申込方法】
参加のお申込みは下記のホームページで受け付けています。
https://kokoro20201226.peatix.com/

【主催・お問い合せ】
NPO法人ホロコースト教育資料センター(愛称Kokoro)
Email : info@npokokoro.com

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