DV被害者対応スキルアップ研修会(2021年度第2回)

DV被害者対応スキルアップ研修会(2021年度第2回)

⇒⇒被害者ファーストの支援を探求する.

近年、DV防止法が施行されるとともに、医療・福祉・相談などの現場では、電話相談や面接を通してDV被害者に対応する機会が増えています。被害者が同じような質問を何度も相談員に尋ねてきたり、被害者の迷いをなかなか行動につなげられない、など対応に苦慮している現場の方も多いことと思われます。

この研修会では、そのようなケースで即座に役立つ見立ての枠組みと、対応の技術を提供します。講義だけでなく講師によるデモンストレーション、ロールプレイ実習もふんだんに取り入れる予定で、日本でこれほど詳細に具体的対応を学ぶ機会は多くはありません。ぜひご参加下さい。

~~~~~~~~~~~~~~~◇◆内・容・項・目◆◇ ~~~~~~~~~~~~~
DVの本質/被害者の心理機制/被害者が安心感をもてる援助技法/セルフケアの工夫/被害者の隠れたニーズをつかむ/被害者ファーストを妨げる無意識バイアス/リフレイミングの応用/他
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【出版企画《原稿募集》=あなたの体験が本になる! =
『(仮題)私はDV家庭を生きた~被害者としての子ども世代の声を聴く』】
→→広く体験記を募集しております(締切りを2021年10月末に延長しました).
■詳細⇒ http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/publish%20plan%202019%20page.htm


〔日 時〕2022年3月6日(日) [10:00~16:30] 〓毎年、夏・冬に開催〓[

〔講 師〕草柳 和之(大東文化大学非常勤講師/日本カウンセリング学会・認定カウンセリング心理士)

〔受講費〕予約7,700円(当日8,800円)=税込=

〔主 催〕メンタルサービスセンター:〒176-8799 練馬郵便局留/Tel.03-3993-6147、070-5016-1871
http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/
★カウンセリングもこちらで受け付けています(zoomも対応可能.初回電話相談は無料)。

〔申込方法〕まず電話連絡をいただき、事前に受講費の振込みをして下さい。口座の確認後に、 参加者へ会場案内を致します。[みずほ銀行 桜台支店 (普)1438903 名義:メンタルサービスセンター 草柳和之]

〔備  考〕
※この研修会の性質上、DV加害経験のある方のご参加は、ご遠慮いただいております。
※納入された受講費は,主催者都合による不催行を除き,返却しかねますことをご了承下さい.

【講師紹介】 ●草柳 和之 ========================
▲メンタルサービスセンター代表・カウンセラー. 長年,DV被害者支援に携わると同時に,今や日本のDV加害者更生プログラムの第一人者であり,その実践は新聞・TV・雑誌等を通じて広く紹介される. TV出演などを含むマスコミ対応,全国にわたる講演活動,執筆活動を通じて,男性がDVや性暴力の問題に取り組む重要性を社会に向けて提言し続けている.
▲大東文化大学非常勤講師. 日本カウンセリング学会東京支部会・運営委員.著書に『ドメスティック・バイオレンス』(岩波書店),『DV加害男性への心理臨床の試み』(新水社)、共著『標準 音楽療法入門 下』(春秋社)、「やさしく学ぶ教職課程 教育相談」(学文社) 、他多数.家庭裁判所・国の研究機関・自治体・弁護士会・大学・学会等から,幅広く講演や研修会の依頼を受けており, その優れた研修指導は多くの人々から支持されている.長年のDV問題の先駆的取り組みが評価され、社会貢献支援財団より、平成27年度社会貢献者表彰を受賞した。
▲音楽によるDV防止キャンペーンのために,世界的に活躍する作曲家・野村誠氏にDV根絶を願うピアノ曲を委嘱し,その曲のピアノ演奏を国内外で約20年にわたり続ける。平和のための音楽会、ライブハウスのランチタイムコンサート、学会のミニコンサート、DV問題のシンポジウムなど、幅広い機会でピアノ演奏を行い、《世界の平和は家庭から》を訴えてきた.
資格:日本カウンセリング学会認定・カウンセリング心理士.NLPマスター・プラクティショナー.
ブレインスポッティング~~脳内のトラウマ体験記憶の処理を促進する特殊療法で、PTSD・パニック発作・恐怖症な ど幅広く効果がある、全く新しいタイプの心理療法~~phase①②修了者.



【DV被害者対応スキルアップ研修会・参加者感想】
●弁護士 ♂
「私が全て悪いんです」「夫のもとに帰らなければならないんです」と言う被害者に自分の考えを押しつけるのではなく、被害者が自分から変われるよう援助することの大切さを学びました。カウンセリングの技法が中心でしたが、法律相談の場面でも生きてくるヒントをいくつも頂きました。

●元被害者・カウンセリング学習者 ♀
研修会では、被害者への具体的な言葉の使い方や介入の仕方を学び、数多くのロールプレイも実践につなげられると思いました。私自身がDVの被害経験者であり、暴力の構造のところで、それを再確認することで、被害者へのより良いケアについて考えさせられる充実した研修会でした。

●一般病院・ソーシャルワーカー ♀
研修会に参加して、今まで当然と思い込んでいたこと、そして、そのことに何かしっくりこないと感じていたことに、新たな視点で気づくことができました。研修の内容も、参加者が技術を身につけられるような体験型になっており、1回の研修で、学んだ技術を自分のものにすることは難しいですが、得られたものは大きかったと思います。

●精神科クリニック勤務・精神科医 ♂
以前から、DV被害者の理解を深め、適切な治療を導入するのは、重要な課題と考えていました。孤高の心理臨床家とも思える講師が提供する本研修会では、DV問題を考える基本概念の説明から、様々な技法を駆使したロールプレイの実体験まで、密度濃く学習できました。これら の対処法を自分のものにするには研修時間をもっとほしいくらいでした。研修はあくまで出発点に過ぎず、試行錯誤を繰返してDVの診療を展開していきたいと考えています.
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【草栁和之の著書、最新刊、2020.9.30に刊行!】
■角南なおみ編 『やさしく学ぶ教職課程 教育相談』(学文社) 2300円+税
→→草柳は、第11章「いじめ問題の対応を適正化するために」を執筆。
この章の中で、
「いじめ被害者対応の目標を『いじめをなくすこと』と考えていた従来の発想は、根本的に間違っている。『被害者が学校で快適に過ごせる』ことを目的とすべきである。」
と、被害者ファーストの方針を説いています。これほと大胆に従来の発想の不備を明確化し、対案が示されたことはなかったと思われます。
そして、『被害者が学校で快適に過ごせる』ことを目標に、教師が被害者・加害者双方に対応するガイドライン・面接スキルが詳述されています。そこには、被害者ファーストに徹することが、加害者を真の意味で大切にすることにつながり、望ましい行動様式を促進できる、という逆説が存在します。
加えて二次加害の防止のための論点を展開しており、第11章だけでも、関係者必読の内容となっています。

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