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【神奈川LD協会 夏のセミナー2021】WISC-Ⅳの結果を学校現場で活かす・オンライン研修版 -検査結果の解釈と支援- 大六一志先生(日本臨床発達心理士会茨城支部 支部長)

開催日時 09:30 16:00
定員100名
会費5,300~9,000円
場所 オンライン 

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【神奈川LD協会 夏のセミナー2021】WISC-Ⅳの結果を学校現場で活かす・オンライン研修版 -検査結果の解釈と支援-  大六一志先生(日本臨床発達心理士会茨城支部 支部長)

ホームページにて詳細ご確認・お申込みを宜しくお願いします。
http://www.246.ne.jp/~kanald/seminar.html

WISC-Ⅳの結果を学校現場で活かす・オンライン研修版 -検査結果の解釈と支援-

09:30-10:40 講義1 (1)知能検査活用の基本姿勢 (2)全検査IQの解釈 
10:55-12:05 講義2 (3)言語理解(VCI)の解釈
13:05-14:15 講義3 (4)知覚推理(PRI)の解釈
14:30-15:40 講義4 (5)ワーキングメモリー(WMI)の解釈 (6)処理速度(PSI)の解釈
15:40-16:00 オンラインで質疑応答

Invited Speaker 大六一志先生(日本臨床発達心理士会茨城支部 支部長)

大六先生からのメッセージ

 WISC-Ⅳは、学齢児(5~16歳)に使用される代表的な知能検査であり、世界中で使われています。知的能力の個人内差(得意不得意)の特徴を把握できることから、知的障害、発達障害のアセスメントに広く活用されています。また、結果の解釈においては、全検査IQ(FSIQ)、および、言語理解(VCI)、知覚推理(PRI)、ワーキングメモリー(WMI)、処理速度(PSI)という4つの指標得点が中心になります。
 
 知能検査というと数値が注目されがちですが、実際にはWISCの数値だけでは正しい解釈にたどりつけないことが多く、他検査の結果、および行動観察や背景情報も収集することが不可欠です。また、本来アセスメントというものは、問題(主訴)の原因および対応を明らかにするのが目的であり、WISC-Ⅳも例外ではありません。したがって、得点が高いとか低いとかいうことを報告したり、それを教科書通りの何パターンかの解釈に置き換えたりするだけでは、WISC-Ⅳを活用したとは言えないのです。

 WISC-Ⅳを活用するためには、得点が意味することを他検査の結果や行動観察、背景情報に照らして正確に読み取るとともに、各種能力のメカニズムや、その日常生活との関係、多くの支援法や補償法を知っている必要があるのです。
 
 そこで、このセミナーでは、FSIQおよび指標得点を中心に、典型的な解釈とそのメカニズム、日常での現れ、支援法・補償法をパッケージ化してお伝えしようと考えています。

 オンラインですので、個人情報と著作権に一層配慮し、従来より事例と教材画像を少なくしてお届けします。

【大六一志先生のプロフィール】博士(心理学)。公認心理師。臨床心理士。臨床発達心理士。特別支援教育スーパーバイザー。東京大学大学院人文科学研究科博士課程心理学専攻修了。東京大学大学院助手、武蔵野女子大学人間関係学部講師、助教授、筑波大学心身障害学系講師、准教授、教授を経て、2016年3月退職。WISC-IV、WAIS-III、WAIS-IV、WPPSI-IIIでは日本版刊行委員を務める。各地で健診委員、巡回相談員、特別支援教育アドバイザー、顧問等。著書・論文多数。

※リアルタイム配信のため、開催日時に1回限りの配信となります。

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