気候危機や食糧問題などの世界的な課題を、自分たちの住む地域で解決するための取り組みが日本各地で行われています。ピースボートに関わる中で、気候変動への危機感やSDGsの重要性を学んだ寺地高志さんは、北海道ニセコ町で持続可能な地域づくりに携わっています。また京都府南丹市では、ドワイヤーはづきさんが、日本の食糧自給率や耕作放棄地などの課題に対して、地方移住や農地活用、できるところからの自産自消を促進するプロジェクトを行っています。今回はこのお二人から、グローバルな問題をどのようにローカルな視点で捉え、実際に取り組んでいるのかについてお話しいただきます。
【講師プロフィール】
寺地高志(てらち たかし)さん
福島県出身。大学卒業後、ベンチャー企業にて勤務。退職後にボランティアスタッフを経て第77回ピースボートに乗船。下船後は環境NGOグリーンピースでインターンを経験。その後、JICAの青年海外協力隊として、中米グアテマラ共和国にて環境教育活動に従事。帰国後はピースボートの職員として、核兵器の廃絶をはじめとする社会課題の解決に向け取り組む。2018年より、ピースボート災害支援センターの職員として被災地支援に携わる。支援活動を通じて北海道に魅力を感じるとともにニセコ町のまちづくりに興味を持ち、2019年4月よりニセコ町に移住。主にSDGsの発信等を担うとともに、地域の活性化のために活動中。
ドワイヤーはづき(Hazuki Dwyer)さん
神戸市出身。2004年から2008年までピースボートの国際部にて、核軍縮の分野で世界の若者たちと交流するプログラムや、地球大学などを担当。富士山麓の自然学校にて体験型環境教育に取り組んだのち、通訳・リサーチ業で独立、主に海洋環境、再生可能エネルギー、環境教育の分野にかかわる。東京の山奥暮らしを経て、2012年、京都府南丹市に移住。2013年、内閣府青年国際交流事業グローバルリーダー育成事業・環境コースファシリテーター。現在は、やんちゃな2児の母として、 アメリカ人の夫と自家用農園を耕しながら、地域の子供たちと留学生の国際交流プログラムや、南丹市への移住ガイドブック『楽しい移住』を作るなど、地域づくりに関わっている。
【開催日時】
2021年7月21日 (水) 19:00-20:30
【参加方法】
下記リンク先より、お申し込みください。登録した際にその方専用の参加URLがZoomより送られますので、お時間になりましたら、送られて来たURLからご参加ください。
https://is.gd/5JX49d
▼アーカイブ:
お申し込みされた方に一週間限定のアーカイブをお送りします。お時間が合わない方でも、ぜひお申し込みください。
このオンライン勉強会は「Zoom」を使用して行います。開始までにZoomアプリをインストールしておいてください。
【主催・問合せ先】
ピースボート事務局
メール:event@peaceboat.gr.jp(@は半角に書き換えてください)
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