開催日時 | 14:00 〜 16:10 |
定員 | 20名 |
会費 | 4400円 |
場所 | オンライン |
【 第3回オンライン講座:2021年12月11日(土)12日(日)】
★時間(両日):14:00~15:00(休憩10分)15:10~16:10
★講師:内田 伸子 先生(環太平洋大学教授、お茶の水女子大学名誉教授)
★テーマ:子どもの個性に寄り添う保育ー子ども中心の保育
★講座内容:
頭の良さはIQ(知能偏差値)であらわされることが多いですね。しかしIQは将来の学歴や年収を予測するかを調べた研究によると,ほとんどが否定的なのです。人が生きていく上で必要なのは,非認知能力(レジリエンス)です。非認知能力はとは人が直面する困難にうまく対処し,乗り切る力を指しています。非認知能力は幼児期の生活や遊びを通して育まれます。「遊び」とは仕事に対立するものではありません。子どもが夢中になって遊んでいるときは頭やこころ,からだが活き活きと働いています。大人(保育者や親)は子どもが夢中になって遊べるような環境づくりを工夫し,子ども一人ひとりに寄り添いながら,子どもが困っているときに援助やことばかけをしてあげてほしいと思います。
★受講料金:
一般:1講座 4,400円
中級資格認定者:1講座 2,200円
*表示価格は全て税込価格(消費税10%)です。
★詳細・お申し込みはこちら
https://www.hk-kansai.net/adviser/form01.html
★ 内田 伸子先生について
【専門分野】
発達心理学、言語心理学、認知科学、保育学
【履歴】
お茶の水女子大学文教育学部卒業
同大学院修了
学術博士(Ph. D. in Psychology)
お茶の水女子大学大学院教授
お茶の水女子大学理事・副学長
2012年~筑波大学常勤監事
2019年~現職
【主要著書】
『子どもの文章―書くこと・考えること』(東京大学出版会、1990)
『まごころの保育―堀合文子のことばと実践に学ぶ―』(小学館、1998)
『発達心理学―ことばの獲得と教育』(岩波書店、1999)
『発達の心理―ことばの獲得と学び』(サイエンス社、2017)
『子どもの見ている世界―誕生から6歳までの「子育て・親育ち」』(春秋社、2017)
『AIに負けない子育てーことばは子どもの未来を拓く』(ジアース教育新社、2020)他多数
【受賞歴】
城戸奨励賞(日本教育心理学会、1978)
読書科学研究奨励賞(日本読書学会、1980)
読書科学賞(日本読書学会、2000)
磁気共鳴医学会優秀論文賞(日本磁気共鳴医学会、2006)
国際賞功労賞(日本心理学会、2016)
文化庁長官表彰受賞(文化庁、2019)
心理学名誉会員(日本心理学会、2019)など
【社会活動】
NHK「おかあさんといっしょ」の番組開発・コメンテーター
ベネッセの子どもチャレンジの監修
しまじろうパペットの開発
創造性開発の知育玩具「エポンテ」シャチハタとの共同開発など