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作曲コンクール《第1回パープルリボン作曲賞》本選会 ━━━「音楽で 非暴力の輪 広げよう! 」

開催日時 17:50 20:30
定員50名
会費500円
場所 東京都新宿区百人町2-16-17  AVANTI-21- B1(Aスタジオ)
作曲コンクール《第1回パープルリボン作曲賞》本選会 ━━━「音楽で 非暴力の輪 広げよう! 」

【パープルリボン作曲賞創設の趣旨】
パープルリボンは、セクハラ・DV・性暴力{注1}など、女性に対する暴力防止のシンボルマークです。誰もが女性・男性の良好な関係を築きたいもの、また、本来、暴力が好きな人はいないはずです。そこで、私たちはここに、非暴力の文化としての音楽財産を掘り起こす《パープルリボン作曲賞》を創設し、その理念を持つ音楽を広く公募します。暴力に対抗するのは「音楽による美的体験」なのです。

さらには、この作曲賞の活動によって、職業音楽家や音楽愛好家の方々が、「stop セクハラ・DV・性暴力」推進の楽曲と出会い、レパートリーに取り入れていただき、パープルリボンの理念が広がることも期待しています。音楽によって、皆が安心して暮らせる、住みよい社会環境を目指しましょう。

{注1} セクハラ・DV・性暴力には、女性被害者だけでなく、男性被害者・LGBTの被害者も存在し、現実は多様であり、我々はこれら全ての暴力の根絶を実現していきます。


【パープルリボン作曲賞本選会】
11/25は国連の定める女性に対する暴力撤廃デーです。この作曲賞の理念にふさわしい日に、本選会を行うことになりました。作曲コンクールの本選会は、新しく曲が誕生し、それが世に出ようとする最初の段階に立ち会うスリルと楽しみを体験する、独特の時間です。

当日は応募作を演奏し、その中から審査員の合議で受賞作を決定します。「stop セクハラ・DV・性暴力」推進をテーマに集まった作品の数々がいかなるものか、当日は心ゆくまで味わっていただけると幸いです。今回の公募はピアノ曲です。

※応募曲をできる限り演奏し、音を実際に聴いて審査する方針とする。
※受賞曲を、次回の《パープルリボン・コンサート》の開催、および、第2回パープルリボン作曲賞本選、の際に演奏する。


■作曲コンクール《パープルリボン作曲賞》本選会
→→http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/final%20session-purple%20ribbon%20composition%20award%20page.html

〔入場料〕 電話予約500円(当日600円)

〔演奏曲目(50音順)〕
●天岡寛晋「INTERMEZZO」=連弾=
●池田文麿「パープルリボンの為のエチュード」
●内海治夫「焦燥から安定へ」
●小日山拓也「Boleh Boleh BOLERO」
●澤勇輔「視線」
●Juhghye Lee「Snowflakes」
●次郎丸智希「summer garden」
●田中弦大「ピアノのための5つの小品」
●千葉理平「眠る姫よ、メロウな⾵だ」=連弾=
●濱川礼「翻訳できない言葉」組曲
●松岡佳歩「⾔葉の棘」
●三善有希乃「空の、Rhythmの」
●持麾勉(もつざい・つとむ)「まなざしを上げて Keep Your Head Up!」
●山本学「ピアノのためのパープルリボン・レリジェンス」
※譜面審査の結果、以上14曲が、本選会に進むことに決定しました.

〔特別演目〕朗読・作曲・ピアノ演奏:清水友美
朗読とピアノ「『ひまわり~DVをのりこえて』1人の演者のための試作Ⅱ」

〔お問合せ〕パープルリボン作曲賞事務局(メンタルサービスセンター内) http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/
〒176-8799 練馬郵便局留 Tel03-3993-6147、070-5016-1871

《その他、留意事項》
・審査は非公開とし、選考結果は後日に発表する。
・受賞作の発表は、本選終了後、日を改めてメールで応募者に発表する。
・審査員による応募曲全体に対する講評と、受賞作に対するコメントを、参加者全員に送付する。選考結果と講評およびコメントをサイトにも掲載する。

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【パープルリボン作曲賞】
■《パープルリボン作曲賞》サイト→→http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/purple%20ribbon%20composition%20award%20page.html

【募集と審査に関する要項】(抜粋) ――詳しくはサイトをご参照下さい. ――
[No.1] 応募曲と褒賞

●応募曲の楽器編成:ピアノ曲〔第2回は歌曲を予定〕
●褒賞の構成
①パープルリボン作曲賞=8万円→→作曲賞本来の賞

②ひまわり賞{注2}=最大3作まで,各1万円→→今回のみの特別賞という位置づけ
{注2}DV被害体験をもとにした朗読劇「ひまわり~DVをのりこえて」の劇中音楽にふさわしい音楽を公募し、賞として選定。


[No.2] 応募に際しての必要事項

・演奏時間は最大10分程度、それを下回る時間であれば可とする.

・応募曲は新作に限定せず、旧作も可とし、自作の改作および編曲も可とする。

・応募者資格:国籍、経歴、年齢などは不問

・応募の締切:2022年8月31日(当日消印、またはメール送付は有効)

・応募料:一曲3500円 

・応募用紙はサイトよりダウンロード可能.

■《2021.11.15:パープルリボン作曲賞創設の記者会見(Youtube)》
→→ https://youtu.be/QSRpbDwUf5o

〔お問合せ〕パープルリボン作曲賞事務局(メンタルサービスセンター内) http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/
〒176-8799 練馬郵便局留 Tel03-5926-5302、070-5016-1871

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《審査員profile》
【野村 誠】
日本センチュリー交響楽団コミュニティプログラムディレクター。世界的に活躍する作曲家、ピアニスト。インドネシア国立芸術大学客員教授、東京芸術大学講師等を歴任。2003年第1回アサヒビール芸術賞、他の受賞歴がある。著書に『音楽の未来を作曲する』(晶文社)他多数。2018年ボーンマス交響楽団Cornwall Residencyにゲストコンポーザーとして参加。「MITO Settembre Musica 2019」(伊)、「Solo International Performing Arts 2021」(インドネシア)などの音楽祭出演や、BBC Radio3(英)、Polskie Radio(ポーランド)などのラジオで特集されるなど、彼の作品は20カ国以上で演奏されている。

【清水 友美】
ピアニスト、作・編曲家、ダンサー。武蔵野音大ピアノ科卒。現代音楽コンクール“競楽VI”第3位等、多数入賞。2002年Luc Ferrari氏の作品を演奏するピアニストとして1位選出されソロリサイタルデビュー。複数の作曲家が清水を想定した新作を書き、世界初演を多く手掛け、毎年リサイタルツアーも開催。DV被害者の手記「ひまわり」朗読舞台には女優・ダンサーとして出演。演劇やダンス音楽を中心に、作曲の依頼も数多い。地元・湘南を音楽やアートで盛り上げる市民団体「湘南SHOW点」代表。FM湘南ナパサのラジオ番組「清水友美のLOVE湘南」(毎週土曜20:30~ )放送中。

【草柳 和之】  
桐朋学園大学講師,早稲田大学講師等をへて,現在,大東文化大学非常勤講師. メンタルサービスセンター代表・カウンセラー. 日本カウンセリング学会東京支部会・運営委員.日本音楽療法学会会員.日本カウンセリング学会認定・カウンセリング心理士.DV被害者支援に携わると同時に,日本で初めてDV加害者更生プログラムの実践に着手,その方法論の整備,専門家研修の提供等により,この分野をリードしてきた.その活動は新聞・TV・雑誌等を通じて広く紹介される.著書『ドメスティック・バイオレンス』(岩波書店),共著『標準 音楽療法入門 下』(春秋社)他多数.長年のDV問題の先駆的取り組みが評価され、社会貢献支援財団より、平成27年度社会貢献者表彰を受賞.
音楽によるDV防止キャンペーンのために,野村誠氏にDV根絶を願うピアノ曲を委嘱し,その曲を国内外で演奏して約20年に至る。平和のための音楽会・ライブハウスのランチタイムコンサート・学会のミニコンサート・自治体の協働イベント・DV問題のシンポジウムなど、幅広い機会で演奏活動を展開,《社会の平和は家庭から》を訴えてきた.パープルリボン作曲賞創設者.


【本選会出場作品・演奏者(50音順)】
■清水 友美(前出)

■立木彩音
桐朋学園大学音楽学部卒業後、ケルン国立音楽大学ピアノ修士課程、歌曲伴奏科修士課程を修了。第 9 回セシリア国際音楽コンクール室内学部門第 3 位。Schubert作曲''冬の旅''の収録が西部ドイツ・ケルンWDR放送局にて取り上げられる。ソロや歌曲伴奏の他に、コンテンポラリーダンスとの共演やイタリアのモンテプルチャーノにて若手作曲家による現代音楽の演奏をする等、幅広く活動をする。

■眞鍋杏梨
愛知県立芸術大学音楽学部器楽専攻ピアノコースを首席で卒業。同大学院博士前期課程鍵盤楽器領域を修了時、併せて長久手市長賞を受賞。兼松信子奨学金を得て、ハンガリー国立リスト・フェレンツ音楽大学にGuest student として留学。 CONCOURS INTERNATIONAL DE PIANO NICE CÔTE D'AZUR 2019 in the DIPLÔME DE CONCERT category,第 1 位(仏)他、多くの受賞歴がある。

■御園生瞳
フェリス女学院大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻に入学し、在学中に学内特別演奏会「室内楽の夕べ」、「オーケストラ協演の夕べ」(三石精一氏指揮)に選抜され、出演。2005年、及川音楽事務所主催によるソロリサイタルを開催。同年、アーティストコミュニティジャパン主催 第一回国際ピアノ伴奏コンクールにて第三位、島谷恵介特別賞受賞。 2006年、アーティストコミュニティジャパン主催 第一回歌曲ピアノ伴奏コンクールにて第一位。日本芸術家認証振興会(JAPAS)コンサート演奏家ピアノ伴奏部門認定証取得。 2007年より昭和音楽大学、短期大学、大学院 声楽・オペラ・合唱非常勤伴奏研究員として勤務。授業伴奏、試験伴奏、入試伴奏、オペラ実習や公演等に参加。 2009年、サイトウキネン主催 声楽ピアノマスタークラス(白井光子氏)に ソプラノ全詠玉氏と参加し、修了。 また、メゾソプラノ歌手菅家奈津子氏と横浜ニューグランドホテルにて毎年9月にリサイタルを開催、参加。菅家奈津子氏と共に文化芸術による子どもの育成事業(文化庁)アウトリーチに定期的に参加。
2020年2月15日、アプローズプロジェクト主催による横浜サンハート音楽ホールにてリサイタルを開催。 現在は後進の指導をしながら、様々なジャンルの歌手や楽器奏者の方々とコンサートやライブに参加し、クラシックピアノ以外にもポピュラーピアノ、ジャズピアノ等ジャンルに拘らず後進の指導をしている。
・参加したCD 発売元 Beltaレコード、販売元 徳間ジャパンコミュニケーションズ 2008年5月21日発売 カウンターテナー 本岩孝之 耳に残るは君の歌声 2010年2月17日発売 ソプラノ 松田希世 初恋 2010年11月17日発売 カウンターテナー&ソプラノ 本岩孝之&本岩潤子ふるさと 2011年12月21日発売 ソプラノ 齋藤麻子 歌をください 2012年4月18日発売 カウンターテナー 本岩孝之 口づけ〜トスティを歌う 2013年10月23日発売 バリトン 本岩孝之 カロ・ミオ・ベン 2014年1月22日発売 ソプラノ 石田祐華利他  夢ニの歌 2014年4月23日発売カウンターテナー&ソプラノ 本岩孝之&本岩潤子 富士に寄せて 2015年1月21日発売 メゾソプラノ 望月友美 メモワール〜愛の小径 2017年10月18日発売 ソプラノ 中安千晶 優雅な月よ 2018年10月17日発売 カウンターテナー 本岩孝之 冬の旅 2019年3月20日発売ソプラノ 大音絵莉 慕情〜懐かしの映画音楽 2020年3月18日発売 ソプラノ 矢澤知嘉子 切なき恋…そしてコロラトゥーラアリア ・雑誌 2010年7月号巻頭特集月刊ピアノ 2017年3月号 連載企画ピアニストたちは今 ショパン ・テレビ 2010年7月16日〜9月24日 木曜日深夜0時15分〜0時45分 NHK WALKING EYES アルクメデス 三題テノールリサイタルコーナー出演。

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