開催日時 | 16:00 〜 17:30 |
会費 | 0円 |
場所 | 東京都青山学院大学青山キャンパス 総研ビル10階第18会議室 |
青山学院英語教育研究センター主催講演会
日時:9月24日(土)16:00~17:30(15:30開場)
場所:青山学院大学青山キャンパス 総研ビル10階第18会議室
題目:アカデミックライティングの規範とは:好まれる「語られ方」の変化
講師:保田幸子(神戸大学)
概要:学術論文をはじめとするアカデミックライティングでは、しばしば「一人称の使用は避ける」、「曖昧で冗長な表現は避ける」といったディスコースが推奨され、現在も授業や論文作成ガイドの中で指導されることがある。しかし、このような特定の「語られ方」はいつどのように誕生したものなのか。なぜ特定の語られ方に権威が与えられるようになったのか。この権威は21世紀現在も変わらず固定的なものなのか。これらの問いについては、国内では十分な検証が行われてない。このセミナーでは、英語科学論文コーパスの文体調査の結果をもとに、アカデミックライティングに関する様々な通説を再考し、好まれる語られ方の通時的変化について報告する。また、調査結果をもとに、21世紀型の新しいスタンダードに基づくアカデミックライティング指導と支援のあり方についても参加者の方々と議論したい。
講師略歴:保田 幸子(やすだ・さちこ)
神戸大学大学院 国際文化学研究科 教授
ハワイ大学大学院 第二言語研究科博士後期課程修了、Ph.D. 取得
早稲田大学国際教養学部助手、東京農業大学助教、九州大学言語文化研究院准教授を経て2016年10月に神戸大学に着任、2020年4月より現職
専門は、第二言語ライティング、第二言語習得、科学論文におけるレトリック、ライティングセンター研究
著書に『英語科学論文をどう書くか:新しいスタンダード』(ひつじ書房、2022年度大学教育学会JACUEセレクション受賞)など。
参加費: 無料(要予約)
申込先等詳細:https://www.aoyamagakuin.jp/event/2022/0924_01
申込締切:9月9日(金)
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