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シンポ 「海洋酸性化・地球温暖化」北極からの報告 ー いま、子どもたちに何を学校で伝えるべきか ー

開催日時 13:00 17:00
定員250名
場所 オンライン 
シンポ 「海洋酸性化・地球温暖化」北極からの報告 ー いま、子どもたちに何を学校で伝えるべきか ー

講演 「海洋酸性化・地球温暖化 北極からの報告」 川合美千代(東京海洋 大学学術研究院 海洋環境科学部門 准教授)
提案「いま、子どもたちに学校で何を伝えるべきか」― 地球温暖化と海洋酸性化がわかる実験の紹介および意見交換 滝川洋二(NPO 法人理科カリキュラムを考える会理事長)

川合美千代氏の紹介
(東京海洋大学学術研究院 海洋環境科学部門 准教授)
北極海での調査航海にほぼ毎年参加し、温暖化で変わってゆく北極海を目のあたりにしてこられました。東京湾における「海底の酸性化」の進行について、7 月17日に放映されたNHK スペシャル「海の異変 しのびよる酸性化の脅威」で紹介されました(参考:NHK スペシャルHP)。

主 催:NPO 法人理科カリキュラムを考える会 http://www.rikakari.jp/
会 場:zoom を利用したオンラインシンポジウム
対 象:小・中・高・大の理科教育に携わる方、教育ジャーナリスト、一般
参加費:一般3,000 円 会員2,000 円 学生1,000 円 定員250 名(先着順)
申込み:次のWEB から申し込んでください  https://rikakari20221113.peatix.com
問合せ:理科カリキュラムを考える会事務局 小川慎二郎 rikakari.jimu(at)gmail.com

【経緯】
 経済思想家の斎藤幸平(東京大学准教授)は「SDGs は現代版の大衆のアヘンである」と警告して、安易なSDGs の取り組みが、かえって地球の危機的な状況から目を背けさせてしまうことになると指摘しています。
 学校においても、マイボトルの利用を推奨するだけで満足してしまうような取り組みでは、根本的な問題から目を逸らすことにつながってしまいます。
 では、学校でどのような取り組みをすれば、子どもたちが卒業後も自分で調べ、家庭や学校、地域社会で必要なことに取り組みながら、世界を変えるために何をしたら良いのかを考え続けるような教育ができるのでしょうか?このような問題意識でこのシンポジウムを企画しました。

【海洋の酸性化】
 滝川洋二理事長の主催するNPO 法人ガリレオ工房が実験監修をしたNHK スペシャル「海の異変 しのびよる酸性化の脅威」の重要な論点である海洋の酸性化は、まだあまり知られていません。
 地球温暖化と連動しているが、異なる現象である海洋の酸性化はより緊急性の高い「気候危機」であり、その影響も子どもたちにわかりやすいため、すぐに取り上げるべき題材であると考えています。

【提案の中で、地球温暖化と海洋酸性化がわかる実験を紹介します(下記はその一部です)】
「二酸化炭素が水によく溶けることをペットボトルで体感する」
「赤外線が二酸化炭素に吸収されることを人感センサーライトで確かめる」など

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