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これからの学校と社会を変えていく ~いま、ここからはじめる 市民の〈協働・自治〉~

開催日時 13:30 16:30
定員100名
会費1000円
場所 オンライン 
これからの学校と社会を変えていく ~いま、ここからはじめる 市民の〈協働・自治〉~

子どもの遊び・育ち・学びの環境のあり方について問題意識をもつ市民や、学校での「子どもの権利」の実現を模索する教職員が出会い、つながり、交流するなかで、それぞれにエンパワメントする機会をつくるべく、本シンポジウムを企画しました。
会場参加・オンライン配信のハイブリッド開催です。
会場参加者の方は、シンポジウム終了後、会場でのアフタートーク(茶話会)にも参加できます。

【プログラム】
1.子ども情報研究センター『おとなと子どもの市民宣言』を読む~「文化をつくる」市民へ~
※『おとなと子どもの市民宣言』全文(下記URL)
https://kojoken.jp/research-group/shiminkenkyubukai230307.html

2.基調講演
「しっかりしようぜ!イマドキのおとな ~未来をあきらめないために~」
講師:住友 剛さん(京都精華大学教授:教育学・子どもの人権論)

3.パネルディスカッション
「これからの学校と社会を変える、はじめの第一歩。」
・高山 桂さん(吹田市立中学校教諭) 中学校の「あたりまえ」を見なおす
・榎原 佳江さん(大阪府立高校教諭) 政治の現実と向き合う主権者教育
・中東 潤さん(交野市在住 保護者) 学校統廃合問題から住民自治の模索へ

【日程】
2023年7月16日(日)13:30~16:30

【会場】
HRCビル4階 研修室(大阪市港区波除4-1-37)オンライン配信あり
JR「弁天町」駅より徒歩8分
大阪メトロ「弁天町」駅より徒歩10分

【定員】
会場参加 40名 / オンライン参加 100名 (申込先着順)

【参加費】
おとな 1000円
18歳未満 無料
子ども情報研究センター会員 500円

【お申し込み方法】
下記URLより、チケット購入手続きにお進みください。
https://kojoken-citizenship001.peatix.com/

【開催趣旨】
 公益社団法人子ども情報研究センターは、「おとなと子どものパートナーシップ社会の実現」をミッションに掲げ、子どもの権利条約の普及・啓発、子どもの権利を基盤とした保育・子育て支援事業、相談事業、居場所づくりなどに取り組む市民活動団体です。

 当センターでは、2021年6月から「大阪の子ども施策を考える市民研究部会」を立ち上げ、10年来の大阪の子ども施策を、子どもの生活の現場の実情に即して検証するというプロジェクトに取り組んできました。そして、2年間の活動を通して得た学びや気づきをもとに、本年3月7日、『これからの学校と社会を変えていこう おとなと子どもの市民宣言』をとりまとめ、公表しました。

 わたしたちは、日常生活においてもっとも身近な地域の公立学校が、すべての子どもが固有の人格を持った個人として尊ばれ、いかなる差別もなく、どの子も安心して、心身の安全を保障される環境で、分け隔てなくともに育ち合い学び合える場であってほしいと願っています。
 ただ、その願いは、願っているだけで実現するものではありません。

 日常生活の奥深くにまで、〈競争・管理〉の価値観はあたりまえのようにしみこんでいて、おとなは自分でも気づかないうちに、職場でも、学校でも、評価のまなざしにさらされることを「仕方がない」こととして受け入れてしまいがちです。
 そして、社会に適応して高い評価を得られるような能力を身に付けることが「生き抜く」術なのだからと、「もっとがんばれ」「もっと学力を」「コミュニケーション能力を」と、よかれと思って子どもを追い立ててしまうかもしれません。

 わたしたちは、いまここから、〈競争・管理〉の価値観に飲み込まれることのない人とのつながりを編みなおし、〈協働・自治〉の文化をつくっていきたい。このような思いから、本年6月より、「〈協働・自治〉の文化をつくる市民研究部会」として、次のステージへと進むこととし、本シンポジウムを企画しました。

 教育政策の歴史研究や、学校事故・事件の研究をとおして、子どものいのちが大切にされる学校のあり方と、その実現を妨げる政治・経済の動向への分析・批判を続けてこられた住友剛さんに、基調講演をお願いしました。また、学校内外で子どもの権利を実現するための模索を続けている現職教員・保護者の方々をパネリストにお招きし、お話をうかがいます。

 生き抜くための競争から、生き合うための協働へ。管理の主体として眼差されるのではなく、自治の主体として希望のありかを眼差すために。与えられたものを受身で消費するだけの生活ではなく、一人ひとりが文化の作り手でもあり担い手でもある生活を。いまここからその一歩をふみだす学びの機会にしたいと考えています。

【主催】
公益社団法人子ども情報研究センター 〈協働・自治〉の文化をつくる市民研究部会

※子ども情報研究センターについて、詳しくはこちら
https://kojoken.jp/index.html

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