学校教育が変わるために今何が必要か――「子どもの学び」と「能力主義」を考える

開催日時 14:00 15:30
定員100名
場所 東京都豊島区南池袋2丁目15−5 
学校教育が変わるために今何が必要か――「子どもの学び」と「能力主義」を考える

汐見稔幸さん(教育学者)×勅使川原真衣さん(組織開発コンサルタント)×太田美由紀さん(教育ライター)

■会場参加+オンラインでの開催(アーカイブ配信もございます)
■詳細・お申し込み方法については、以下のウェブサイトにてご確認ください。
https://online.maruzenjunkudo.co.jp/products/j70019-241027

【内容】
『学校とは何か 子どもの学びにとって一番大切なこと』の刊行を記念し、編著者の汐見稔幸さん、取材を担当したライターの太田美由紀さんに加えて、組織開発コンサルタントの勅使川原真衣さんを迎え、トークイベントを開催いたします。

「学校は変わらなければならない」という言葉があちこちから聞こえてきます。しかし、今ある社会で生きていく子どもの将来を考えるほどに「実際に変えることは難しい」と葛藤を抱えている現場の先生方や保護者の皆さんも多いようです。

『学校とは何か』では、全国各地の公立を中心とする小中学校で、多様な子どもたちが自ら学びたいと関心を持ったことを存分に自分のやり方で探究し、それを応援している先生方の実践を中心に取材を進めました。どの現場でも、子どもたちはいきいきと自らの学びを進めていました。学校とは本来どのようなところなのか、「子どもの学び」に寄り添うためにはどのような視点が必要なのかを考えました。

汐見さんと勅使川原さんはこのイベントが初めての対話の機会です。
イベントでは、『学校とは何か』で紹介した学校での取り組みや、それをもとに論じている「子どもの学び」に寄り添う際に必要な視点に加え、勅使川原さんが『「能力」の生きづらさをほぐす』をはじめとする著作で論じている「能力主義」と教育現場における問題についても触れながら、現代社会の生きづらさとそこから抜け出すための糸口を考えます。

・いま、学校の現場で何が問題となっているのか。何を変えなければならないのか。
・学校が「能力主義」から抜けられないのはなぜか。
・「評価」から離れた学びの場は、どうありうるか?
・社会と学校の「脱・能力主義」は可能か。どうすれば実現できるのか。
・教員や保護者の視点は変わるのか? ……

学校や教育の現場、そして、学校を卒業した先の社会が抱える問題に、もやもやとした気持ちを抱えている方、いままさに教育現場や所属する組織を変えていこうと試みている方、さまざまな立場で子どもたちに関わっている方々に、ぜひご参加いただけましたら幸いです。

イベントでは、最後に質問をいただく場も設ける予定です。

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