開催日時 | 10:00 〜 17:00 |
定員 | 30名 |
会費 | 3000円 |
場所 | 東京都港区芝2-21-17 戸板女子短期大学 都営地下鉄三田線「芝公園駅」A1出口徒歩1分: JR山手線・京浜東北線「田町駅」三田口徒歩7分 |
■佐野大樹氏による講演「言語学的知見に基づく生成AIとの対話ガイド:教育における活用」をはじめとして,その他ランチ交流会,事例発表,情報交流会など盛りだくさんです(詳細はHPを)。今日的なトピックについて考えながら,さまざまな関係者とネットワークを広げませんか。URL: https://tan-eiken.jimdofree.com/の「今後の研究会」ご参照。
*講師 佐野大樹 氏(Google)
*演題 「言語学的知見に基づく生成AI との対話ガイド:教育における
活用」
*概要 生成AI と人とのコミュニケーションは自然言語によって行われ
ます。本発表では、言語学の知見に基づき、普段何気なく使っ
ている言葉を、生成AI との対話というコンテクストで捉え直
し、生成AI との対話をより深く、効果的で可能性に満ちたもの
にするための言葉の選択肢と選び方について説明します。具体
的には、以下のような点から、生成AI との話し方について概説
します。
1.生成AI の基礎知識と生成AI との対話と人と人との対話で
どのような違いがあるのか
2.言語学的にみた生成AI との対話における言葉の選択や構造
の特徴
3.コンテクストの伝え方
4.指示の伝え方
5.教育における活用事例
*講師プロフィール Google で生成AI の開発に従事するAnalytical Linguist
(アナリティカル・リングイスト)。生成AI やスマートスピーカーなどの
バーチャルアシスタントなど、人工知能に言葉を教えるスペシャリスト。
オーストラリア国立ウーロンゴン大学にて選択体系機能言語理論の研究で
博士(Ph.D)取得後、国立国語研究所で日本語について入手可能な唯一の
均衡コーパス『現代日本語書き言葉均衡コーパス』の構築に従事。プロジェ
クト終了後、情報通信研究機構ユニバーサルコミュニケーション研究所にて、
災害時の問題-対応策ツイートのマッチングや含意データベースの開発を行う。
2014 年より現職。著書『生成AI スキルとしての言語学』編著「Mapping
Genres, Mapping Culture: Japanese texts in context」、科学論文「Million-
scale Derivation of Semantic Relations from a Manually Constructed
Predicate Taxonomy」、言語資源『日本語アプレイザル評価表現辞書』な
どを執筆、公開。
■参加申込は,英語教育実践研究会ホームページの「第8回研究会参加申込」からお願いします。https://tan-eiken.jimdofree.com/