7月19日 NSA【はじめての理科実験講座】 A:光 B:電気回路

開催日時 13:20 16:40
場所 東京都千代田区外神田5丁目3-10 株式会社ナリカ2F実験室
7月19日 NSA【はじめての理科実験講座】 A:光 B:電気回路

NSAに関しては下記のサイトをご覧ください。
https://www.rika.com/nsa

講師:桑子研

【実験室のみの講座となります】
※学生の方は、オンライン学生チケットを選び大学発行のメールアドレスを登録してください(例ac.jpのメールアドレス)。

A講座 13:20~14:50「光」
 光の反射や屈折といった現象を、ただ教科書で説明するだけでは生徒の心に残りません。そこで今回は、理科嫌いの生徒も思わず前のめりになるような、仕掛け満載の“光”実験を紹介します。光の三原色や色の三原色といった内容も織り交ぜながら、「見えるってどういうこと?」という根源的な問いにアプローチしていきましょう。

① 導入で心をつかむ!カード型ミラーを使った光の遊び
ミラーに映った像が現実とどう違うのか? 左右反転や奥行きの感覚を試す簡単な遊びを通じて、光の進み方に自然と興味がわきます。遊びのように始められるので、最初の「食いつき」に最適です。

② 反射を体感!光源装置と鏡・プリズムによる実験
光がどのように反射するのか、屈折するのか。

③ ハーフミラーで“像の不思議”を探る
ハーフミラーを用いることで、「鏡の中にある世界」がどう成立しているのか、像の重なりや反転を視覚的に楽しめます。

④ 光の“曲がり方”をまち針で検証!
まち針を指して「曲がって見える」現象を利用し、屈折のメカニズムに迫ります。ただの見た目の違いではなく、光線の進む経路がどう変化するのかを、視覚と記録で検証していきます。

⑤ 水槽キューブを使った反射・屈折の探究実験
反射と屈折が同時に起こる様子を観察できる実験です。生徒のレベルに応じた深掘りが可能です。

B講座:15:10-16:40 「電気回路」
 電気回路の実験は、生徒の理解を深める一方で、教師にとっては準備物が多く、進行も難しい単元です。この講座では、実際に実験を行いながら、直列・並列回路の違いや測定のコツ、授業を円滑に進めるための工夫について解説します。「あの準備、意外と大変だった…」という経験をされた先生方にこそ役立つ、実践的な内容です。

① 電流の大きさを正しく測る:プチメーターで測定体験
シンプルな直列回路を作り、プチメーターで電流を測定します。「どこに接続すればいいのか?」「どうすれば壊さずに使えるか?」といった、初心者がつまずきやすい点を体験しながら学べます。

② 意外と苦戦する?電圧測定の落とし穴
並列回路での電圧のかかり方は、生徒だけでなく教師も混乱しがち。測定の接続ポイントや、誤差を抑える設置方法、回路図と実物の対応のさせ方など、授業前に知っておくと安心なポイントを丁寧に紹介します。

③ 電圧を変えるとどうなる?オームの法則を体感
電圧を変えることで流れる電流の変化を測定。オームの法則の実感が得られるこの実験は、データ整理とグラフ化の指導にもつながります。生徒に**「グラフで見て気づく」経験をさせる**のに最適な活動です。

④ 鉛筆が導線に!? 鉛筆回路とモデル化の導入
鉛筆の芯を使って電流の通り道を観察し、抵抗の概念へとつなげます。「なぜ電流が弱くなるのか?」「物質によって通りやすさが違うのか?」といった疑問を引き出す良い導入です。また、この現象をモデル化することで、理論と実験をつなぐ思考も促します。

〇対象
小学校、中学校高校の現職教員、教員を志望されている学生

〇お申込み
株式会社ナリカの実験室にお越しいただき、講座に参加いただけます。
当日、現地にて参加費をお支払いいただきます。

A講座のみ、B講座のみ       2,000円
A・B両方参加           4,000円
学生(大学生・大学院生)       1,000円

※学生の方は、申し込みの際のメールアドレスを学校発行のものとし、所属をしっかりと入力してください。
 現職で研修中の先生は教員として申し込んでください。   
※最低実施人数「3名」
※企業としての参加は、当日現地にて別途追加料金をいただきます。

【確認事項】
※実験室参加講座は、株式会社ナリカの実験室にお越しいただき、講座に参加していただきます。
※新型コロナ感染症対応のため、内容変更及び中止になることがあります。
※最低実施人数は実験室参加者「3名」です。申し込み人数が少なかった場合、講座は中止になる場合があります。

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