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京都府立大学 国際京都学シンポジウム「いっぷくどうどす -名所記と宇治茶の世界-」

開催日時
場所 京都府 京都府立大学下鴨キャンパス 稲盛記念会館104講義室

■イベント概要
国際京都学シンポジウム「いっぷくどうどす -名所記と宇治茶の世界-」を開催します

 このシンポジウムは平成26年度京都府立大学地域貢献型特別研究(ACTR)「京都名所記の誕生 ―京都府立総合資料館所蔵古典籍の活用と「国際京都学」へのアプローチ―」(研究代表者:藤原英城)の研究成果に基づくものです。

 京都府立大学文学部では、京都府立総合資料館を始めとする産学官の各種団体との連携・協力の下、こうした取り組みを通じて、京都府民のみなさまへ「国際京都学」の研究やその成果の発信を積極的に行ってまいります。

 今回、国際京都学シンポジウムとして、文学部と京都府立総合資料館との共同研究の成果をご報告します

研究の内容:
 京都府立総合資料館所蔵の『洛陽名所集』とは、万治元年(1658)8月に刊行された京都の名所案内記です。7月に出版された『京童』とともに、京都名所記の誕生を示す記念碑的な作品です。作者の山本泰順は京都の漢学者で、父の友我は有名な禁裏絵師でした。今年度は、名所記と宇治茶をテーマに研究を進めています。

シンポジウムのご案内:
いっぷくどうどす
-名所記と宇治茶の世界-

○場所 京都府立大学下鴨キャンパス 稲盛記念会館104講義室
○日時 2015年3月7日(土) 13:00~16:00(12:00開場)
○主催 京都府立大学文学部
○共催 京都府立総合資料館・京都府立大学地域連携センター
○協力 宇治茶世界文化遺産登録推進プラットフォーム
○定員 200名先着順 事前参加申し込み不要

プログラム
12:00 ~ 13:00
  受付にて宇治茶レディによる宇治茶の振る舞い

13:00~14:25【第1部】
○名所記の誕生―『京童』と『洛陽名所集』―
  藤原 英城(京都府立大学文学部日本・中国文学科教授・教授)

○名所が見える?東寺百合文書
  岡本 隆明(京都府立総合資料館・歴史資料課)

○中国の茶と『洛陽名所集』
  小松  謙(京都府立大学文学部日本・中国文学科・教授)

休 憩 宇治茶レディによる宇治茶の振る舞い

14:40~16:00【第2部】
○宇治茶の歴史
  橋本 素子(京都光華女子大学・非常勤講師)
○宇治の名所は茶畑だった―明治の欧米人のまなざし―
  野口 祐子(京都府立大学文学部欧米言語文化学科・教授)
○コメント
  上杉 和央(京都府立大学文学部歴史学科・准教授)

○関連企画
時間/11:00 ~ 13:00
場所/稲盛記念会館105講義室
参加料/一席各200円
    抹茶・玉露の各講座とも美味しいお茶菓子付き!
実施 日本茶インストラクター・京都府立大学宇治茶同好会

お問い合わせ
京都府立大学文学部
e-mail:bunmaster@kpu.ac.jp

■備考
事前参加申し込み不要、聴講無料

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