近代世界システムと日本 ー世界経済はどう変わるべきか

■イベント概要
むすびわざ講座（公開コース）
「近代世界システムと日本 ー世界経済はどう変わるべきか」

【講師】玉木 俊明（経済学部 教授）

資本主義社会とは、経済成長がずっと続くこと、すなわち「持続的経済成長」を前提とした社会です。それはせいぜい三百年ほど前に実現したものにすぎません。さらに、今後ともそれが続くという保証はありません。資本主義社会では、利潤の追求が絶対に必要です。しかし、そのために、貧富の差も生まれます。現在ではそれが急速に拡大しており、しかもいっこうにやむ気配がありません。それはなぜなのか。どうすれば、そうでない社会が誕生するのか。ここでは、この問題を解決する方法を、経済史の観点から考えます。

【時間】14：00～15：30
【会場】京都産業大学むすびわざ館
無料
申込不要
定員120名

■備考