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第35回京都グループワーク研究会

開催日時 14:00
定員40人名
会費無料円
場所 京都府花園大学 惺々館(せいせいかん)201教室

今回は、先日出版された、花園大学アクティブ・ラーニング研究会編「私が変われば世界が変わる学生とともに創るアクティブ・ラーニング」(ナカニシヤ出版)の中の実践の報告です。
発表1
「アクティブ・ラーニングの下地としての対話~体育授業での事例から」野田光太郎(花園大学文学部講師)
本報告では、体育の授業とアクティブ・ラーニングに関する先行研究をまとめたうえで、アクティブ・ラーニングの下地となる「対話」に注目します。とくに体育のような実技系授業では、学生同士の関係づくりが、授業への積極的参加や自習を促進するために重要であると考えています。そこで、授業時間中の学生相互の対話が充実するよう自分なりに工夫しております。その試みをご紹介し、対話から始まるアクティブ・ラーニングについて考察します
発表2
「授業のふりかえりに用いるツールの検討」秦美香子(花園大学文学部准教授)
授業の最後に質問や自分の考えを書かせるコメントシート(ミニットペーパー)は、大学では多くの授業で使用されているかと思います。本報告では、「ノートテイク部分付コメントシート」「メール」「SNS」という三つの方法で授業のふりかえりをさせた事例をご紹介します。それぞれの方法の長所と短所、実践する際に気を付けると良さそうなポイントをまとめます。そのうえで、受講生それぞれが授業内容を思い出しながら自分自身にとっての授業の要点を確認する、という時間を取ることが、どういう意味でアクティブ・ラーニングに良い影響をもたらしそうか、という問いについて考察する予定です。

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